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第三十三話 ページ33
あの白い光が無くなった後に、ハルル達の居た所を見てみても、そこには、誰もいなかった………たまたまハルルとキルルを見たというサタンの証言によると、
「二人は手をつないだまま、ベットの中に入るかのように横たわった」との事らしい…
・
私達は、今夢が叶うと言われる崖に来ている。
ここは、ハルルと出会った場所。
しかも、これでもう一か月くらい経つ。
なぜここに来ているのかというと、ここならきっと、ハルル達に会うかと思っているから。
でも今回は、ハルルと出会った時と同じメニューをお弁当に詰め込んで崖に来ている。本当に、ハルルとキルルは、消えちゃったのかな…
・
「＿＿！？見て下さいアルル！アミティ！！人が花畑で寝ています！！」
『え！？』
「ぐ？」
そこには、本当の、
・
ハルルとキルルだった。
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作者名：朱色 | 作成日時：2019年1月7日 11時
