青の時代外伝︰聖夜祭３ ページ31
ガラガラガラと扉の音が薬品室に反響した。
地下室なので相変わらず、音の逃げ道がなくて反響して煩い。
『へーい!双黒凸凹コンビ!!!森さんからの伝言だ!!ありがたく受け取りやがれ!!!』
そう言い、僕はこっちを見て驚いた顔をしている中也と太宰の顔面に伝言が書かれた紙を投げつけた。
ペシッっと音が鳴り、勢いで紙が顔面に張り付いたままの双黒の絵面は最高だった。
中也「.....ボスからの伝言だァ?えーっと?」
仲が良いのか悪いのか......。
双黒はその伝言文を一緒に読み上げた。
「「今日の午後10時からポートマフィアの宴会室で聖夜祭を行う。服装は赤と黒がメインの服で宜しくね。他にもプレゼント交換があるから、一人一つプレゼントを持ってくるように。くれぐれも、爆発物や開けた瞬間檸檬汁が目に飛んでくるなんて馬鹿げたものは仕掛けないし持ってこないでほしい......」」
『だそうです〜。
って事で宜しくね〜』
エリス「宜しくね!中也!!太宰!!」
太宰「え、エリス嬢.......」
中也「はい....」
僕はポートマフィアのグループチャットで連絡を送ってエリス嬢を抱えてお菓子を買いに行き、プレゼントの準備が終わった。
＿＿＿＿＿＿＿
太宰「.....で?その、外見ずば抜けたイケメン野郎になっちゃったと」
『....』
中也「そのせいで女子がお前の周りに屯しちゃったと」
『仕方がないじゃん!!服が分からない!って姐さんの部屋に凸ったらこうなっちゃったんだから!!』
そう、僕はもう女子の雰囲気が虚無の外見男野郎になっちゃったのだ。
右目の方の髪を掻き上げ、肩まで伸びた髪を後ろで括られている。黒い外套の下に赤色のブラウスと黒いネクタイ。黒い長ズボンによくわからない高給そうな靴。
正直、全部他の人に着せられた服だから名前が分からないのもある。
まぁ、ざっくり言うと黒髪緑目のやる気がなさそうな中也版。
って言われた。
部屋に入ると、色々と怖かった。特に、女構成員達の目が。
なんか、こう.....ギラギラしてたよ。
あれは...うん。凄いね。泣きそうになった。
『あっははは....はは...。
いやー..僕は全部姐さん達に決められたやつだからー』
太宰「はぁ、道理で女性に対する色仕掛も捗る訳だ...男も女も堕すなんて怖いね」
中也「うわ、怖っ」
『知らない知らない。勝手に堕ちてるだけだ。恨むなら僕の親にして』
「「うわ、外道」」
外道?失礼だな。
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ねこぼん - メイデーアさん» ありがとうございます！！頑張ります！！ (2月17日 9時) (
レス) id: ed029dc327 (このIDを非表示/違反報告)
ねこぼん - ラムネさん» よかったですwwwww寝てたら頭に出てきたネタだったのでww (2月17日 9時) (レス) id: ed029dc327 (このIDを非表示/違反報告)
メイデーア - 初コメ失礼します！めっちゃ面白い作品と神作者様に出会えて嬉しいメイデーアです！これからも更新頑張ってください！ (2月15日 15時) (レス) @page36 id: 8fc649d94d (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ - 下僕と犬にめっちゃ笑いましたww (1月17日 9時) (レス) @page29 id: 3364e4948a (このIDを非表示/違反報告)
ねこぼん - 麻婆豆腐さん» 豆腐ちゃんありがとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ！！！そろそろ頑張って更新するわ()これからもよろしくねん！ (10月11日 20時) (レス) id: ed029dc327 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこぼん | 作成日時：2023年3月28日 11時
