第一〇一話 ページ6
「二週間ぶり…か?」
「んぁ…?おーAーー。相変わらず浴衣似合うなーー。」
誠凛が泊まっている部屋に入り窓際に座っていた鉄平に声をかける。他に誰もいないのは確認済みだ。
それよりも…
「さっきのはどういう料簡だ。まさかお前、自分の顔を忘れたわけではないだろうな。」
「あーーいや…逆光だよ逆光。」
いや太陽反対側でしたが、とは言えず。
まぁこいつなら本当にやりかねない、一生答えが返ってくることはないと諦める。溜め息が漏れた。
それからは他愛のない会話。最近の授業だったり、新発売の菓子だったり。
全力で男子高校生。
まぁ互いの性質上アイドルとかの話はしない。
「バスケ……IH終わったら本格的に再開しようと思う。」
「…そうか。」
「今は最低限の体作り。バスケに関わっているとしても、所詮中一の技術だ。」
「だが僕はやるぞ。」
「そうか。」
これから練習にも加わり、偵察は減る。会う機会はないはずだ。
だから最後に、無冠の五将『鉄心』木吉鉄平に、宣戦布告。
鉄平は僕の実力を知らない。記録も残っていないはずだ。自分で見たことがないから。
それと同時に僕の実力はどの程度なのか自分自身知らない。
これからが勝負＿＿＿＿
の前に明日の試合だな。
いつも通りの時間に起床。おはようございます。
さっさと布団をたたみ、荷物をまとめる。
ビデオの容量チェック、シャーシンの芯入れ替え。自分も自分なりに、秀徳の偵察本気でいくつもりだ。盗めるものは全部とっていく。
流石に朝ごはんまで一緒にするわけにはいかず、叔父夫婦の元へ。純和風の朝ごはんでしたおいしかったです。
ジャージにも着替え、準備も終わった。それと同時に高尾が呼びにくる。
「せーんぱい!お迎えにあがりました。」
「わざわざすまないな。感謝する。」
「ちょっｗｗｗやっぱ向井先輩の口調面白いっｗ」
「時間が惜しくはないのか。早く行くぞ。」
「辛辣っｗｗｗ」
高尾和成は笑い上戸、メモメモ。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
予告 次回話一気に話飛びます。すみません。黒岩。
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千椛(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！！続きが気になります♪ (2022年2月22日 17時) (
レス) @page19 id: 5a2d0a48cd (このIDを非表示/違反報告)
黒岩。(プロフ) - 綾羅さん» ありがとうございます!更新できず、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。これからも長期休業中の更新しか可能ではないと思います。年に数回の更新になると思いますが、長いお付き合いの程よろしくお願いいたします。 (2016年8月1日 3時) (レス) id: d27e53aaec (このIDを非表示/違反報告)
綾羅(プロフ) - とても面白いです！続きが気になります！更新頑張ってください！！ (2016年7月19日 16時) (レス) id: a72ae32185 (このIDを非表示/違反報告)
黒岩。(プロフ) - しんぶんやさん» ありがとうございます!!励みになります!これからもこの作品をよろしくお願いします!! (2016年4月19日 17時) (レス) id: d27e53aaec (このIDを非表示/違反報告)
しんぶんや - 更新楽しみにしてます！頑張って下さい！！ (2016年3月28日 18時) (レス) id: a0ea8290d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒岩。 | 作者ホームページ：
作成日時：2015年12月31日 10時
