第一〇六話 ページ11
あの後、こちらも点を稼いだが、前半終了時点で九点差。
最後に桐皇の主将がブザービーターで三点を入れた。
…なんたる腹黒さ←
ベンチ組にタオルやドリンクを任せ、自分は一足先に控室へ。
そこにはこれまでの青峰のデータがある。
それに、先輩が前半の青峰だけを撮ったビデオを回収しにいかねばならない。
運動するぞ(白目)
「あら向井君。ビデオの回収かしら」
「ん…そうですね」
回収した帰り、誠凛一行に会った(一年はいなかったが)。ふむ、確かに同じ区画だったか。
「向井、黄瀬がやろうとしているのは…」
「そうだな。黄瀬にはいつか越えてもらわなければいけない道だ…それが今日だっただけの話だ」
「だが…できるのか」
「知らない。それは黄瀬本人に聞け…では自分はこれで失礼する」
走るー走るー俺ーーー(白目)
「相変わらずの冷たさね…ﾌﾌ」
「ま、それだけ仲良くなったと思えば…」
「そうだな、Aは仲良くなったら冷たくなるからな〜」
「ふーん、木吉がそういうんだったら…って!?なんで知ってんの!?」
「…なーに、たまたま病院が一緒だっただけだよ」
「(二人の間に何かあると思ったら…それだけだったのね)」
息を整えながら控室に入る。
「遅れました。…黄瀬っ」
ん…返事がないな
いつもだったら声を掛けなくても来るのに…
と思ったら中村が風に当たりに行ったと教えてくれた。全く、自分の言いつけを守らんとは…本当に駄犬だな。
ついでに青峰のコピーが完成するまで早くて第三Q後半と言っていたらしい。
自分も同じ意見だ。
先輩の負担が大きいから早く習得してもらわないと困るのに…だからビデオを見てろと指示していたのに…
ま、本人の好きなように…か
今頃桐皇の控室では驚きの声が上がっているだろう。
さつきは、それに本人の青峰も気付いているはずだ。
『まさか青峰のコピーを』
そのまさかが必要なんだ。
気を張ってやらねば。
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千椛(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！！続きが気になります♪ (2022年2月22日 17時) (
レス) @page19 id: 5a2d0a48cd (このIDを非表示/違反報告)
黒岩。(プロフ) - 綾羅さん» ありがとうございます!更新できず、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。これからも長期休業中の更新しか可能ではないと思います。年に数回の更新になると思いますが、長いお付き合いの程よろしくお願いいたします。 (2016年8月1日 3時) (レス) id: d27e53aaec (このIDを非表示/違反報告)
綾羅(プロフ) - とても面白いです！続きが気になります！更新頑張ってください！！ (2016年7月19日 16時) (レス) id: a72ae32185 (このIDを非表示/違反報告)
黒岩。(プロフ) - しんぶんやさん» ありがとうございます!!励みになります!これからもこの作品をよろしくお願いします!! (2016年4月19日 17時) (レス) id: d27e53aaec (このIDを非表示/違反報告)
しんぶんや - 更新楽しみにしてます！頑張って下さい！！ (2016年3月28日 18時) (レス) id: a0ea8290d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒岩。 | 作者ホームページ：
作成日時：2015年12月31日 10時
