第九十六話《IH編》 ページ1
夏と言えどもう既に外は暗い。
そろそろ帰らなければならないか…
…あ、続編きました。PC操作しながらですみません。
自分、向井A頑張るので暇な時に見ていただければなと思います。←
閑話休題。
もうすぐIHという事で、皆の練習も大詰め。
自分も自分で、仕事を確実にこなしている。
昨日、IHのトーナメント表が発表された。
今のうちの実力からして、最初にあたる最大の敵は…準々決勝桐皇学園。
そこに照準を合わせるべきだ。
…まあメンバー等考えるのも明日にしよう。
もう遅い、鍵もかけなければ。
淡々と、均等に時間は減っていく。
今日、全部活の壮行会も行われた。
目標全国制覇。
その言葉が部長の笠松さんから放たれた。
笠松さんは去年のIHをまだ後悔、反省してるのだろう。
あの結果、もし自分が当事者だったらと考えると生きていけない。
それでも笠松さんは、バスケ部部長として全員を引っ張っている。
本当に、恐ろしい人だ。羨望する。
昨年は、バスケ界に戻ってきて数か月、それにマネージャー業も諜報係としても始めて少ししか経っていなかったからか、部に全然貢献できなかった。
本当に悔しかった。
だから一年間頑張ってきたんだ。負けられない。
自分がコートに立てない分、外から皆を支えるんだ。
「その荷物はこちらへ…あ、それは上にあげときましょう。」
開会式当日。
離れた開催地に行くため、部のバスに荷物を詰め込む。
持参のカメラ、これまでのデータは、開催地近くにある宿に既に送り付けた。あ、ちゃんと親戚ですよ←
でないと凄い量の荷物になるからな。いや、本当に助かった(真顔)
…と、そろそろ出発の頃合いか。
そう判断した自分は正しかったようで、皆がもう集まっている。
バス前横一列、それに対なるようにまた二列。
大会に行くときの恒例。
うちのバスケ部は部員数が多い。だから一軍しか大会には行かない。
もちろん行きたい気持ちは山々だろうが、あまりにも人が多すぎる。
だから、この場でエールを送るのだ。
「__っ、安い言葉しか言えないが…俺たちの分までやってこいっ!!!全国制覇だっ!!」
「あぁ!!…今回一緒に来れねー奴も大勢いる。同情しねーとは言わない。だがっ__その分次に生かせっ。飽くまで俺たちは海常高校バスケットボール部だ!!一丸となって戦うっ!!」
「「「あぁっす!!」」」
「行くぞぉっ。」
__IH開幕
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千椛(プロフ) - 更新楽しみに待ってます!!続きが気になります♪ (2022年2月22日 17時) (レス) @page19 id: 5a2d0a48cd (このIDを非表示/違反報告)
黒岩。(プロフ) - 綾羅さん» ありがとうございます!更新できず、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。これからも長期休業中の更新しか可能ではないと思います。年に数回の更新になると思いますが、長いお付き合いの程よろしくお願いいたします。 (2016年8月1日 3時) (レス) id: d27e53aaec (このIDを非表示/違反報告)
綾羅(プロフ) - とても面白いです!続きが気になります!更新頑張ってください!! (2016年7月19日 16時) (レス) id: a72ae32185 (このIDを非表示/違反報告)
黒岩。(プロフ) - しんぶんやさん» ありがとうございます!!励みになります!これからもこの作品をよろしくお願いします!! (2016年4月19日 17時) (レス) id: d27e53aaec (このIDを非表示/違反報告)
しんぶんや - 更新楽しみにしてます!頑張って下さい!! (2016年3月28日 18時) (レス) id: a0ea8290d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒岩。 | 作者ホームページ:
作成日時:2015年12月31日 10時