【HQ】 烏野の王子様は○○○○症 【男主】

○○○○症４ ページ4

あーりゃりゃ、なんか始まったよ。



　あの子サーブ相当強いんだろうな。




　「いくぞ。」



　え、ジャンプサーブ！？




　てか、あのフォーム





　『及川じゃん。』




　「俺も取れるか分かんねぇ。」



　

　なーんだ、そんなものか。


　取れる。




　オレンジ頭の子メッチャビックリしてんじゃん。






　「それの・・・どこが去年と違うんだ。」









　「・・・もう一本。」






　「おい！いい加減にしろ！」





　「主将の指示を聞かないなんて問題だね。」


　

　『あちゃー、』






　教頭が大地先輩にぐちぐち言っている間にもう一本サーブを打った。





　オレンジ頭君反応早い！きっちり正面でボールをとらえ・・・。


　まずい。



　あのハゲ(教頭)にあたるぞ。




　「こんなことじゃ[パァンっ]




　
　教頭に当らないようにレシーブでボールは取ったけど風の勢いでヅラが・・・





　[ポンッ]









・









　ドンマイ。




　俺は精一杯頑張ったぞ。









　「あれ・・ヅらだったのか。」




　『いやそこっ！』




　「気づくのおせーよ、みんな入学式で気づいてたぞ。」



　

　
　「ぶふっお前らっ・・だまれぇっ。」




　完全に笑ってるじゃん。




　「田中もだまれっ。」









　「澤村君・・・ちょっといいかな。」






・

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