其の一 ページ2
その日私はいつもの様に出勤した
そして探偵社のドアをあけると・・・
国「やっと来たか、この包帯無駄使い装置が。」
いつもより控えめに国木田君に叱られる。
太「国木田く〜ん?その呼び名はやめてほしいな?」
私はいつもの調子で彼に返事を返す。
国「黙れ、今日はそれ所ではないのだ」
太「何でだい?」
私の質問に国木田君は呆気に取られたような顔をした。
国「まさかお前、聞いてないのか?」
太「だから何を。」
谷「今日ここに新人さんが来るらしいですよ。」
私と国木田君の間に割って入って通訳のように説明してくれる谷崎くん
太「それはまた・・・入社試験の準備かい?」
谷「いやそれが今回の新人さんは社長のスカウトらしくて・・・」
太「社長の?」
社長のスカウトなんてそうそうある事じゃない。
あったとして賢治くんとか、そのくらいだろう
「一体どんな人が」そう考えていた矢先だった
福「皆の者、よく聞け」
私はよく知っている声に振り返る
福「今日からこの探偵社に新しい仲間が加わった。私がスカウトしたのだ」
社員全員が社長に視線を集める
福「仲良くしてやってくれ。」
そして社長の後ろから出てきたのは女の子。
貴「えっと満原 Aって言います。宜しくお願いします」
おどおどしながら挨拶する可愛らしい彼女に私は・・・
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恋をしてしまったんだ。
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作者名:クロエ | 作成日時:2017年5月13日 12時