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side貴方
街の中を歩いて、森を抜けて。
辿り着いたのは神秘的な湖だった。
『何でもその湖の前で誓いをたてると必ず守られるとか。良かったら行ってみて下さい』
そう言っていたマスターの事を思い出す。
優しい方だったなぁ…
他にも島の魅力や最近の様子も教えて下さり、この島が大好きなんだと思った。
木々の間から漏れる光が水面を照らしていて、本当に綺麗で…
思わずうっとりしていると、ふと彼の手が触れる。
遠慮気味に握られた手は僅かに震えていて、慣れてない事をして緊張してるのが一目で分かりクスッと笑ってしまう。
「………笑うな馬鹿」
「ごめんごめん。でもどうしたの？昔は私が繋ごうとしたら全力で振り払ってたのに」
「……素直になったら悪いのかよ」
「！……ふふ、じゃああの時も嫌じゃなかったんだ？嬉しいな…」
「…………」
「かわいいエース」
「うるせェな！」
恥ずかしい事ばっか言うな！と怒られた。
耳まで真っ赤にして、そんな所もかわいいよって思ったけど言わない。
これ以上言ったら拗ねちゃいそうだしね。
気持ちが知れて上機嫌な私にため息をついた後、ぽつりと呟くように言葉を発した彼。
「………今度は、俺がお前を守るから」
「………………え…？」
「いつまでも守られてばかりじゃいられねェんだよ。……いいだろ、弟が姉貴を守ったって」
「＿＿＿＿！」
＿＿＿＿＿＿＿＿本当に、どこまでも。
貴方達は、優しい子に育ってくれたんだね。
“彼”と全く同じ言葉。
ねぇ、どうしてそんなに嬉しい言葉を言ってくれるの？
守られてばかり、なんて言うけど、私は全然貴方達の事を守れなかったんだよ？
それどころか傷付いたエースとルフィを放っていったんだよ？
それなのに＿＿＿＿＿＿＿＿....
「……強くなったって事、証明してやる。だからずっと側にいて、守らせてくれねェか？」
＿＿＿＿＿＿＿＿もう、十分だよ。
十分過ぎるくらいに、貴方達は強くなった。
.
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アボカド - 名探偵コナンの小説がなくなっているんですけどどうしたんですか？見たいです (2021年11月8日 4時) (
レス) id: 76d350b07b (このIDを非表示/違反報告)
かっぱの子(プロフ) - シアンさん» ぎゃぁぁ！すみませんありがとうございます…！すぐに訂正いたします！ (2018年9月30日 12時) (レス) id: 0363bbcb34 (このIDを非表示/違反報告)
シアン - フードがハードになってますよ。間違えててたらすいません。 (2018年9月29日 15時) (レス) id: d9b27504fd (このIDを非表示/違反報告)
かっぱの子(プロフ) - 翡翠さん» まだ出てないですね…。すみません！多分出てくるのは次章になるかと…！もうしばらくお待ちください…！！ (2018年8月21日 21時) (レス) id: 0363bbcb34 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - 麦わらの一味がまだ出てない…(T ^ T)←気づいてないだけかもしれません。そうだったらごめんなさい (2018年8月19日 22時) (レス) id: a7a84deb30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かっぱの子
| 作成日時：2018年2月17日 21時
