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CY「Aさん、四人で食堂行きましょ!」







オフィスの入口に、テヒョンとジミンくんとチユが立っていた。






テヒョンがチユと並んでいる。









心臓がキリリと鳴った。







『…私、いいや。』








チユが不思議そうな顔をする。








『三人で行ってきて。』







テヒョンがこっちに一歩踏み出した。






チユがテヒョンの腕を引っ張る。









CY「ジミンくん、行ってあげてよ。」






心臓がバクバク言う。








なんで……なんで?






なんでジミンくんを推すの。








私が邪魔?





でも、私たち結婚してるんだよ。









JM「Aさ…」







ジミンくんが伸ばしかけた手を、テヒョンが掴んだ。







TH「いい。お前ら二人で食堂行っといて。」






チユが言葉に詰まる。








CY「なんで…」





TH「僕、この子の責任者だから。」








テヒョンがずんずん歩いてきて、私の腕を掴んだ。









TH「行こ。」






『え…』








テヒョンは私の腕を引っ張って、チユとジミンくんの横を通り抜けて歩く。







誰も通らないような倉庫前まで来てしまった。






テヒョンは黙ったままだ。









『テヒョ…』







テヒョンがいきなり後ろを向いた。








顔を両手で掴まれて目を見開く。






綺麗な顔が少し傾けられながら近づいてきて、歯が当たる。




そんなことも気にしないかのように、テヒョンは何度もキスする。








『て…』






TH「僕のせいか。」









テヒョンが眉を下げた。







TH「責任とらなきゃね。」









その少し冷たい倉庫の中に、私は連れ込まれた。








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ぬえ。(プロフ) - 1994218さん» 1994218さん、ご愛読ありがとうございます~!!チユちゃんも幸せでありますように…!! (2020年5月15日 20時) (レス) id: 9269d56d31 (このIDを非表示/違反報告)
ぬえ。(プロフ) - aoiさん» aoiさん、一気読みありがとうございます(;_;)21時までもう少しですが、良かったら見てやってください!! (2020年5月15日 20時) (レス) id: 9269d56d31 (このIDを非表示/違反報告)
aoi(プロフ) - とても面白くて前作のと合わせて一気読みしました笑次回作本当に楽しみにしてます!(最後の背景がピンクなのって、そういうことですかね…!?歓喜)更新頑張ってください! (2020年5月15日 15時) (レス) id: 97099e2e6a (このIDを非表示/違反報告)
1994218(プロフ) - 完結おめでとうございます!お疲れ様でした。チユさんはあんまりいい人じゃないのかなとか思っていたんですけど、良い人で幸せになってくれて良かったです。素敵な作品でした。ありがとうございました! (2020年5月15日 7時) (レス) id: 08f85e22de (このIDを非表示/違反報告)
ぬえ。(プロフ) - ココアさん» ココアさん~!!凄く嬉しいです(;_;)切なくならないで笑ってください!!(え)更新頑張ります、ありがとうございます! (2020年5月14日 22時) (レス) id: 9269d56d31 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぬえ。 | 作成日時:2020年5月14日 14時

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