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story9 ページ10

「ついに!ついにです!!!」

「そんなにテンション高くしてどうしたの、あ、いつもか。」

「泰ちゃん?!?!対応がいつにも増して酷い!!わたし泣いちゃう!!いいの?!」

「勝手に泣けば?」

「酷い…」

「で、何。今日はどうしたの」

「紅白戦!!!ついにだよ?!ずーーーっと実践待ってたの!!!」

「…はあ。それだけか」

由伸の苦笑いとともに泰ちゃんの溜息が零れる。ひどいなあみんな()

「それだけってなにさ〜」

「膨れても可愛くないからな??お前。」

「あーそうですか!もう泰ちゃんも健矢もほんと酷い。」

「ドンマイです」

由伸…あんただけは私を見捨てなかったのね…(泣)

「心の声駄々漏れです。そして見捨てなかったわけじゃありません。」

真顔の山本由伸さんコワイです。はい。

「oh......そっか…」

「さ、こいつほっといて練習行くぞー」

「もう健矢知らないもん、雅さんに慰めてもらうから〜!」

雅さんに慰めてもらおう、うん。悲しかったなあちょっと()

紅白戦って楽しいよね。だってどっちが勝っても嬉しいんだもん(あ)

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作者名:凜音 | 作成日時:2020年1月26日 12時

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