【呪術廻戦】ね む っ て "た" ひ め 。４

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釘崎「他人(ひと)の術式をペラペラと…」




真希「いいんだよ 棘のは

そういう次元じゃねーから…


んなことより、悠仁……"屠坐魔"返せよ

悟にかりたろ」









真希の言う"屠坐魔"…

それは以前、虎杖たちが強制参加させられた

呪霊レクリエーションの時に

五条から渡された呪具だった。




けれど、その呪具は

少年院で特級を相手にした際、壊れてしまった。




全てを察した虎杖の顔が、

段々と真っ青になっていった。









虎杖「五条先生ガ……持ッテルヨ……」




伏黒「……」




真希「チッ あのバカ目隠し」









ようやく発することが出来た

虎杖の言葉は震えていて、

全てを知っている伏黒は ジト目で虎杖を見ていた









真希「で、どうするよ

団体戦形式は まぁ 予想通りとして

メンバーが増えちまった

作戦変更か？時間がねぇぞ」




狗巻「おかか」




パンダ「そりゃ悠仁次第だろ 何ができるんだ？」




虎杖「殴る。蹴る。」




パンダ「そういうの間に合ってんだよな…」




伏黒「虎杖(コイツ)が死んでる間

何してたかは知りませんが、

東京校・京都校 全員呪力なしで闘り合ったら

______虎杖が勝ちます」









淡々と述べる伏黒に驚く2年と、

その言葉を聞いて Aは 笑みを浮かべた。









貴方「(それに、悠仁は この2ヶ月の間

ずっと五条先生と特訓したりしてたからね…

あの東堂さん相手と 良い戦いになりそう…)」









少しして、真希もニヤリと笑みを浮かべた。









真希「(東堂と闘ってる恵が言うんだ

信憑性はある。Aも良い顔してるし…)


面白ぇ」









　









　









　









　









　









　









その頃、京都校のミーティングでは______









楽巌寺「宿儺の器 虎杖悠仁を殺せ。

この際だ…ついでに、透桜煙の器である

水瀬Aも殺せ


アレらは人ではない

故に 全て不問 事故として処理する

遠慮も躊躇もいらんぞ」









楽巌寺が、京都校の生徒に向かって

そんな話をしていたことは その場にいた者以外

誰もしる由もない。

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