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99.自分の良心 ページ25

〜no side 〜









主に体術で、Aと伏黒は加茂と戦った。




戦いの中、Aは

加茂が伏黒に何らかの

特別な意識を向けていることに気づく。




それは、同じ御三家だからなのか______









加茂「水瀬さんの動きもいいが、

それよりも伏黒くん。

近接戦で ここまで立ち回れる

式神使いは貴重だよ。成長したね 嬉しいよ」




伏黒「ちょいちょい出してくる仲間意識

なんなんですか?」




貴方「……恵が、禪院家の血筋だからですか?」




加茂「言い方を変えればそうかもしれない。

でも、一番は 共感(シンパシー)さ。

伏黒くんは ゆくゆく 御三家を支える人間になる


……水瀬さんもわかるね?


______私は 虎杖悠仁はもちろん、

君のことも殺すつもりだよ 水瀬A」









わかっていた事実でも、

加茂の言葉は その場の空気を一層ピリリとさせた









伏黒「……楽巌寺学長の指示ですか?」




加茂「いや 私個人の判断だ。

それが御三家…加茂家の人間として

正しい判断だと思ってる」









______加茂家嫡男として、振る舞わねばならない


……母様のために









加茂「君にも 理解できるはずだ

君と私は 同類だ」









貴方「…わっ」




伏黒「違います

(…急に怖いこと言い出したな)」









伏黒は加茂を見ながら、

隣のAの腕をグイッと自分の方に引き

再び 自分の背後にAを立たせた。









加茂「……違くない」




伏黒「違います


……そういう話は 真希さんにして下さい。

俺にもう 禪院家との繋がりはありませんよ」




貴方「恵……」









Aの声に 伏黒は振り向くと

優しい笑みを浮かべ、

くしゃりとAの頭を撫でた。




"お前がそんな顔をするな"と小さな声で言うと

手を退け、再び 加茂の方を見た。









伏黒「それに俺は 自分のこと「正しい」なんて

思ってないです


……いや スミマセン 違いますね。

俺は 自分が正しいとか間違ってるとか

どうでもいいんです。


_______ただ俺は、自分の良心を信じてる」









伏黒はその時、津美紀と虎杖

そして、Aの顔を思い浮かべた。

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結祈華(プロフ) - もんもさん» もんも様、ご指摘頂きまして、ありがとうございます。そちらの方、訂正させて頂きました。いつも読んで頂いてるとのこと、とても嬉しく思います!!ありがとうございます!これからも更新頑張っていきますので、引き続き、宜しくお願い致します! (2021年2月2日 23時) (レス) id: df4c614de9 (このIDを非表示/違反報告)
もんも(プロフ) - 92ページの真希さんのセリフが真衣さん表記になっていると思います…!いつも楽しみに読ませていただいてます!更新無理のないよう頑張ってください!! (2021年2月2日 17時) (レス) id: 8019cb9777 (このIDを非表示/違反報告)
ぬひ - 控えめに言ってすき (2021年1月28日 1時) (レス) id: 73e65e112f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:結祈華 | 作成日時:2021年1月18日 1時

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