【呪術廻戦】ね む っ て "た" ひ め 。４

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真希「A、頼んだぞ」




貴方「はい!!」









地上を走る皆とは別に、

Aは木に登って身を隠した。









伏黒「東堂 1人でしたね」




真希「やっぱ悠仁に変えて正解だったな」




伏黒「……Aは、

無理をしなければいいですけど…」




真希「いや、あいつは無理をする気満々だったぜ？」




伏黒「は!?」




真希「皆で勝ちたいから、だとよ」




伏黒「………あいつらしいか…」









真希と伏黒の班。









釘崎「わかっちゃいたけど化物ね」




パンダ「そっ だから無視無視」




狗巻「ツナ」









釘崎とパンダ、狗巻の2つの班に分かれた。









　









　









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Aは一本の木に登ると、

手を前に出し 目を閉じて 意識を集中させた。









貴方「……______"桜並木"」









Aが静かに言葉を発すると、

あたりにズンッと

いくつもの桜の木が地面から生えた。




先程まで緑の森の光景だったが、

今や あたりは桜色に染まっていた。









伏黒「(!!桜の木…)」




真希「(……始まった)」









地面を走る他の者は

周りに Aの出した桜の木を視認した。




…これも、"作戦通り"だ。









貴方「(……空気、人、呪力、呪霊……

______全てに 干渉しろ)」









…桜の木が立ち並んでいる場所ならば、

そこで何が起きているのか

桜と一心同体になっているAならわかる。




Aは、その情報を

散らばっている真希たちに

桜を通して伝えることを任された…

_________所謂、情報伝達だ。




自分の気配を隠しつつ、試合の流れを見る。

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