90.公開抱擁 ページ8
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何が起こっているのか分からないAと、
その光景を見てガヤガヤ騒ぐ周りの皆。
貴方「せん、せ______」
五条「このままじゃ嫌だって思ったら
皆の前でAに抱きついちゃった」
その声は、Aの耳に届くだけの小さな声だった。
近くにいる伏黒たちにも、その会話は聞こえない
五条「…Aに目を逸らされるの、嫌だ」
拗ねたようなその声は、まるで 子供のようだった。
貴方「あ、あの…それは ごめんなさい
先生、謝りますから この体勢をどうにか______」
五条「昔が良かったとか、
そういう意味で言ったんじゃないよ。
僕はね、Aに もっと
素直になってほしいと思ったの」
貴方「す、なお…?………………素直な気持ちで
私はサプライズを止めようとしたのですが…」
五条「それは、
"皆に優しいA"だからでしょ?」
貴方「……え?」
五条「他人を思いやるAの気持ちじゃなくて
僕は、自分のことだけを考えるAも…
_________好きだから」
"だから、ああ言っちゃったんだ ごめんね"。
それだけ言うと、五条はAから離れて
いつも通りの様子に戻った。
気まずさが無くなって、嬉しくはなったが…
Aはただ、
離れていく五条の背中をじっと見ていた。
なお、歩いて行った五条はそのまま
夜蛾に首を締められていた。
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結祈華(プロフ) - もんもさん» もんも様、ご指摘頂きまして、ありがとうございます。そちらの方、訂正させて頂きました。いつも読んで頂いてるとのこと、とても嬉しく思います!!ありがとうございます!これからも更新頑張っていきますので、引き続き、宜しくお願い致します! (2021年2月2日 23時) (レス) id: df4c614de9 (このIDを非表示/違反報告)
もんも(プロフ) - 92ページの真希さんのセリフが真衣さん表記になっていると思います…!いつも楽しみに読ませていただいてます!更新無理のないよう頑張ってください!! (2021年2月2日 17時) (レス) id: 8019cb9777 (このIDを非表示/違反報告)
ぬひ - 控えめに言ってすき (2021年1月28日 1時) (レス) id: 73e65e112f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:結祈華 | 作成日時:2021年1月18日 1時