【呪術廻戦】ねむって "た" ひめ。３ (ページ10)

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伏黒は、"東堂"についての情報を思い出す。

"東堂葵"。

去年起きた呪詛師"夏油"による

未曾有の呪術テロ「新宿・京都百鬼夜行」

京都の夜行に現れた一級呪霊５体

特級呪霊１体を一人で祓ったのだ。

だが、特級に勝てる一級呪術師はいるにはいる。

伏黒が驚くべきことは、別にあった。

それは、

伏黒「アンタ術式使わないんだってな」

東堂が呪霊を祓った時、

術式を使っていなかったことだ。

東堂「ん？あぁあの噂はガセだ

特級相手には使ったぞ」

伏黒「安心したよ!!」

"一級相手には使ってない"事実を突きつけられ、

伏黒は目の前の東堂を化物だと感じた。

目の前の東堂が歩み寄ってくる。

伏黒はフラッと立ち上がり、東堂を睨む。

　

　

ザッ

　

　

　

伏黒／東堂「「！」」

　

　

　

______目の前に、ひとりの女が現れた。

伏黒にとってその背中は大好きな人で、

東堂にとっては、その人物が

突然現れたことに驚いた。

東堂「オマエ…今、俺に呪力を飛ばしたな。

思わず足を止めてしまった。その呪力…いいな」

伏黒「A!!」

その場に現れたのは、Aだった。

Aは伏黒を庇うように前に立ち、

目の前の東堂を鋭く睨みつけた。