・ ページ8
・
真衣「いなくなって せいせいしたんじゃない?」
……伏黒も釘崎も、
怒りが頂点に達してしまう程に
顔に出てしまっていた。
東堂「真衣どうでもいい話を広げるな
俺はただ、コイツらが乙骨の代わり
足りうるのか それが知りたい」
東堂は一歩前に出て、真衣の言葉を止めさせた。
東堂「伏黒…とか言ったか
どんな女がタイプだ」
東堂は睨みながら伏黒に尋ねる。
だが、予想外の言葉に
伏黒も釘崎も頭にハテナを浮かべていた。
東堂「返答次第では 今ココで半殺しにして
乙骨…最低でも3年は交流会に引っ張り出す」
東堂はビリビリっと着ていたシャツを破いた。
東堂「因みに俺は
デカイ女がタイプです」
伏黒「なんで初対面のアンタと
女の趣味を話さないといけないんですか」
釘崎「そうよ ムッツリにはハードル高いわよ」
伏黒「オマエは黙ってろ
ただでさえ意味分かんねー状況が
余計ややこしくなる」
東堂「京都3年 東堂葵。自己紹介終わり。
これでお友達だな 早く答えろ 男はでもいいぞ」
東堂によると、性癖にはその人の全てが反映され
女の趣味がつまらない奴は
その人自身もつまらなく、
東堂はつまらない男が大嫌いだった。
交流会は3年までのため、
東堂が出られるのは今年最後。
最後の交流会で、東堂は
"退屈"をさせられたくなかった。
伏黒「何だコレ 大喜利かよ」
釘崎「アレ夏服か?ムカつくけどいいなー」
伏黒「(釘崎は丸腰だ 揉め事は避けたい…)」
隣にいる釘崎の様子を伺いつつ、
伏黒はあることを思い出した。
津美紀『人を許せないのは悪いことじゃないよ
それも恵の優しさでしょう?』
津美紀の言葉…そして、
貴方『うーん、
恵は優しいじゃん。
______恵は"
Aの言葉を______
588人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:結祈華 | 作成日時:2021年1月6日 0時