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火縄「アーサー」
その部屋に火縄が現れ
先ほどの話を聞いていたのか、口を開いた。
火縄「お前は残れ」
アーサー「……」
火縄「アーサー___」
アーサー「やだ」
環「子供かよ…」
それは、茉希が軍に戻った時のことのように
アーサーは ただをこねる。
火縄「話を聞け」
アーサー「断る」
火縄「明日は森羅もAもいない。
ただでさえ 第8は人員不足なんだ_____」
アーサー「俺はAの護衛に忙しい」
火縄「……」
アーサーの態度に、火縄の顔がどんどん変化し
火縄の周りに漂う空気が変わった。
茉希「ア、アーサー?」
環「オイ」
茉希と環も、さすがに"やばい"と勘づいた。
茉希/環「「(頼む、A(ちゃん))」」
2人は同じことを願っていた。
貴方「……アーサー、
騎士王が城にいなくてどうするの!」
アーサー「!?」
貴方「キャメロット城には
アーサーがいなきゃ ダメだよ?ね?」
茉希「(え…Aちゃん城の名前覚えてるの?)」
環「(アーサーに上手く返せてる…)」
Aは 顔が近いアーサーを
真剣に真っ直ぐ見た。
貴方「私は、すぐ戻ってくるから」
優しく笑ったAを見て、
アーサーは小さく頷いた。
しゃがんでいた2人は立ち上がる。
貴方「ありがとう、アーサー」
アーサー「フッ 姫の頼みとあらば仕方がない
キャメロット城を守ることに務めよう」
環「(さっきまで あんなだったのに…
Aに言われると弱いんだな…)」
アーサー「……だが、早く…戻ってくれ…」
貴方「……うん。わかった」
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作者名:ゆいにゃー | 作成日時:2020年11月9日 1時