279.やだ ページ45
〜no side 〜
貴方「ということで、明日
森羅と火華大隊長と 浅草に行ってきます」
Aはその話を、茉希やアーサーたちに話した
茉希「明日…早いですね」
貴方「謎を知るためですから」
茉希「ところで、どうして第5の火華大隊長?」
貴方「森羅のことが心配みたいですよ。
お人好しだからって、ブツブツ言ってました」
アーサー「それなら、俺も行くべきだ」
アーサーは机にバンと手をついて立ち上がる。
アーサー「俺はAが心配だ。
ひとりで浅草に行かせられない」
貴方「え、と…森羅も火華大隊長もいるよ?」
アーサー「……」
アーサーはムスッとした顔でAを見つめた。
茉希「アーサーは、大好きなAちゃんと
少しでも離れていたくないんですよ」
アーサー「……フッ」
環「笑うとこじゃねェだろ」
貴方「そ、そりゃ…私だって寂しい、けど…」
下を向き、頬を赤く染めるAを
ニヤついた顔で茉希が見ていた。
その茉希を見てハッとするA。
貴方「ち、ちがっ!!…そ、そうじゃないです!!
あまり大勢で浅草に言っても迷惑に…」
茉希「大勢…ねェ……?」
貴方「ぅぅ、勘弁してください……」
恥ずかしさのあまり、Aは両手で顔を隠し
その場にしゃがみ込んでしまった。
環「茉希さんやりすぎです…」
アイリス「Aちゃん、負けちゃいましたね…」
そんなAの前にしゃがみ、
アーサーはAの隠す手を離させる。
目の前にアーサーの顔があり、驚くA。
アーサー「俺も行く。
Aを 紅丸と2人にさせるもんか…」
貴方「?紅丸さん?」
どうして彼の名前が出てくるのかわからず
Aは首を傾けていた。
それを聞き、茉希はさらにニコニコしていた。
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作者名:ゆいにゃー | 作成日時:2020年11月9日 1時