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227.ずるい ページ43

〜no side 〜




貴方「そんなこんなで、

10歳からは肯王庁でシスターの修練も受けて」




アーサー「待て!その死神、何者だ!?」




貴方「…わから、ない…

ただ、その男の人からは 何度も攻撃をされた…

それでも私は能力なんて使わなかった…」









アーサーは考えるように、遠くを見て睨んだ。









アーサー「…俺がその男をぶっ倒す」




貴方「ア、アーサー!?」









今もまだその男がいるのかと思うと

自然と怖くなってしまうのだった。









貴方「きっと灰島は、いつまでも能力を

出さない私に嫌気がさしたんだろうね。

それであっさり、私を皇王庁に…」




アーサー「A」









名前を呼ばれ、Aとアーサーが向き合う。









アーサー「灰島には俺も行く。

Aはひとりじゃないぞ」




貴方「…うん。アーサー、ありがと_____」









気づけば、アーサーはAにキスをしていた。









貴方「………………え?」




アーサー「頑張るAに褒美だ」









アーサーは悪戯な笑みをAに浮かべ、

Aは顔を真っ赤にする他なかった。









貴方「……ずるい、いつも いつも…」




アーサー「?」









いつもアーサーは余裕ぶっていて

自分には ちっとも余裕なんてなくて…




そんなアーサーを見て

少し 悔しい思いがAにはあった。









貴方「……」




アーサー「…どうした?そんな顔して…」









Aはバッとアーサーに顔を向け

ムスッとした表情を見せた。




Aはそのまま アーサーの胸ぐらを掴み

自分へと引き寄せた。




アーサーは驚くまま、Aに引き寄せられ

2人は 唇が触れていた。




恥ずかしがりながら自分からした行為は

あまりにもぎこちなくAは感じていた。




ぎこちないなりの行為だが

アーサーは それを 暖かく思えていた。




そのまま離れようとするAを

アーサーは逃さないように捕まえる。









貴方「っ!?」




アーサー「……」









自分の後頭部に アーサーの手があり

離れられないA。




そのまま苦しくなり 少し開けたAの口の中に

アーサーの舌が侵入してくる。




その、初めての感覚に

Aは戸惑うばかりだった。




アーサーが、自分の口内を荒らしていく。




けれど、不思議とそれは とても優しく感じ

その不思議な感覚に Aの身体から

力が抜けていった。

・→←226.死神のおじさん



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ゆいにゃー(プロフ) - ゆめのさん» ゆめの様、コメントとご意見をありがとうございます。甘さが足りないこと お詫びします。甘さや絡みを増やしたいのですが、語彙力とストーリー制作が上手くいかず 書けておりません。甘さがない作品となってしまい、申し訳ありません。 (2020年10月31日 14時) (レス) id: df4c614de9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめの - 甘さが足りない… (2020年10月31日 13時) (レス) id: 08eef419c4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいにゃー(プロフ) - あおりさん» あおり様、素敵なコメントをありがとうございます!!長いにも関わらず ずっと読んでいただけているなんて嬉しすぎて手が震えております…。コツはないのですが、大好きで書きすぎちゃってるだけですよ!本当はもう少しまとめたいのですが…(ボソッ) (2020年10月27日 21時) (レス) id: df4c614de9 (このIDを非表示/違反報告)
あおり(プロフ) - 続編おめでとうございます!1からずっと読ませていただいています!こんなに長く続けさせられるコツとかって、あるんですか?(私も炎炎ノ消防隊の夢小説書いてるので!)お気に入りもしました! (2020年10月27日 17時) (レス) id: a183b3bfa3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆいにゃー | 作成日時:2020年10月26日 23時

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