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貴方「(大隊長と2人きり、なんて…
森羅の心配より 自分の心配しないと…)」
緊張では 森羅よりもAが勝っているため
今から不安さが増していた。
その時_____
ジジっ
「ふふっ」
貴方「！」
アサコ「…赤翼さん？」
Aは目を大きく開けて 思わず足を止めると
後ろを振り返った。
後ろには 森羅のいる部屋の扉があるだけで
誰もいなかった。
でも、確かにいたのだ。
Aは見た。
金髪で長い髪の女性が 不敵な笑みを浮かべ
森羅のいる部屋の方へ飛んでいったのを____。
貴方「(…今の、"アドラリンク"？)」
Aの中で 嫌な予感が渦巻いた。
その女性から、震えるような
とんでもない憎悪を感じた。
パーン「大丈夫か？」
アサコ「赤翼さん、どうかしましたか？」
貴方「…………いえ、気のせいです…」
心配かけるわけにはいかないと
Aは再び歩き始めた。
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作者名：ゆいにゃー
| 作成日時：2020年10月15日 0時
