105.待っててね。 ページ49
〜no side 〜
「あの炎…ちょっぴしアートだわ…
悔しい…ジェラシットよ」
「ヨナ…撤退だ。団長達に報告する」
白装束の女ともう1人の男が月を見ながら
背を向けて歩こうとする。
カツ
カツ
「あれ？もう終わっちゃった？」
暗闇から現れる同じ白装束の女に 2人は足を止めた。
「あら…来ていたのね」
「どうして貴方がここへ…"カナ"副団長」
カナと呼ばれる女はにこりと笑った。
カナ「どうしても気になったから来てみたの。
もちろん皆には言ってないから
ヨナとアローが知らないのも無理ないよ」
カナは2人を通り過ぎ、
紅い月に照らされた町を見下ろしていた。
カナ「ふぅーん…ちょっと目を離したすきに
こんなことになってるなんてね…」
アロー「カナ副団長
同じスポットで2度目の鬼が生まれる確認が取れた
ハランは殉教し 炎に還った」
カナ「ある程度は見ていたつもりだよ…
"アドラリンク"したしね」
ヨナ「!!第8の2人のアドラバーストと
リンクしたの？」
カナ「まさか！
私がリンクしたのは"彼女"だけだよ」
カナは愛おしそうに町に向かって呟いた。
カナ「もう直ぐ、あえるよ…"お姉ちゃん"
待っててね。貴方のこと 連れ戻すから」
それだけ呟き、背を向けて歩き出す。
カナ「さ！帰ろ」
カナの後を追うように2人も歩き出した。
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ゆいにゃー(プロフ) - 菫さん» わ、わ、素敵なコメントありがとうございます!!そして、こんな自己満作品をここまで読んでくださり、本当にありがとうございます！嬉しい限りです!!これからも頑張って書いていくので、宜しくお願いします(^^) (2020年9月27日 23時) (
レス) id: df4c614de9 (このIDを非表示/違反報告)
菫 - いつも、楽しくこのお話を読んでます！これからも更新頑張って下さい(*´∀｀)♪応援してます!! (2020年9月27日 21時) (レス) id: ad094d6d8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆいにゃー
| 作成日時：2020年9月27日 15時
