104."紅月" ページ46
〜no side 〜
一方、アーサーはAの側についていた。
アーサー「…今も、森羅はどこか様子が変だが
Aも何か見たのか？」
森羅のように
固まっていたAを思い出すアーサー。
貴方「…森羅はわからないけど
さっきね、私…変な光景を見て…
自分の手が骨になってたりとか、
知ってるはずなのに
知らない女の子の声が聞こえて…」
_____少し、怖かった。
Aがそう言う前に アーサーが強く手を握った。
アーサー「俺がいるから、怖くないだろ？」
アーサーの暖かさに Aは自然と笑みが溢れる。
ジジー
紺炉「シンラァ!!!」
貴方「っ!?」
アーサー「A!?」
Aがバッと空を見上げたので
アーサーも視線を上に向けた。
上には 紅丸と鬼が高く上がっていって 同時に
アーサー「!?あれは…」
貴方「矢が、紅丸さんに!?」
違う方向から炎が紅丸へと向かっていた。
アーサー「気付いていないのか…!?」
紅丸は気付いていなかった。
貴方「このままじゃ、紅丸さんが………!?あれ…」
その時、もう一つの炎が 紅丸の方へ
すごいスピードで飛んでいくのが見えた。
アーサー「シンラか!?」
森羅もAのように 何かを感じ取っていた。
矢に気づいた森羅は
口が乾くほどに空へと飛び 加速し続けた。
加速し続けた森羅は炎の矢に追いついた。
追いついた森羅は足を炎の矢につけ
なんとか方向を変えようとする。
森羅「クッソ…びくともしねェ」
だが、炎の矢は1ミリも動かない。
森羅「あがァああああ」
『やはり お前達は消防隊にいるべきではない…』
『悪魔!!お前達の炎は 人を滅ぼす炎だ』
森羅は先程 言われた言葉を思い出す。
森羅「ふざけんな…
俺もAの炎も 人を護る炎だ!!!」
貴方「森羅…」
アーサー「シンラ…」
叫ぶ森羅の声が聞こえたのかはわからない。
だが、Aもアーサーも森羅を見守っていた。
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ゆいにゃー(プロフ) - 菫さん» わ、わ、素敵なコメントありがとうございます!!そして、こんな自己満作品をここまで読んでくださり、本当にありがとうございます！嬉しい限りです!!これからも頑張って書いていくので、宜しくお願いします(^^) (2020年9月27日 23時) (
レス) id: df4c614de9 (このIDを非表示/違反報告)
菫 - いつも、楽しくこのお話を読んでます！これからも更新頑張って下さい(*´∀｀)♪応援してます!! (2020年9月27日 21時) (レス) id: ad094d6d8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆいにゃー
| 作成日時：2020年9月27日 15時
