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森羅「"焔ビト"じゃなく
ほとんど あの人が壊してるぞ」
「家はいくらでも直せばいい」
森羅の言葉に答えるように
市民のおばあさんが話す。
「でも"焔ビト"になっちまった
勘太郎の命はこれで最期なんだ」
そのおばあさんは森羅に頼む。
勘太郎の最期を見たい、と。
そんな思いに答えるように森羅は
おばあさんを背中に乗せた。
紅丸「見ろよ カンタロウ!!町がめちゃくちゃだ!!
年甲斐もなく暴れやがってクソジジィ!!」
目の前の"焔ビト"を見て紅丸はニヤリと笑った。
紅丸「まったく 派手好きのお前らしいぜ なァ」
ドッ
紅丸は"焔ビト"のコアを手で貫いていた。
紅丸「よく頑張ったな」
"焔ビト"は灰となり 跡形もなくなっていた。
森羅「……」
お婆さんを背中に乗せて 森羅は近くまで来ていた。
お婆さんを地面へゆっくりと下す。
「ありがとね。勘太郎の最期…見届けられたよ。
第8の消防官さんには
紅丸ちゃんの鎮魂は荒っぽく見えたかい？
聖陽教に祈りがあるように
町を壊すのも手向なんだ。
この世の中は 誰もが"焔ビト"化の炎に恐怖し
死に場所を探してる。
ここのみんなはどうせ死ぬなら
紅丸ちゃんに殺されたいと集まってるのさ。
浅草の破壊王 新門紅丸にね…
あれで優しい所もあるんだよ…」
森羅「(やり方は違うけど…
精神は第8と変わらないのかも…)」
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ゆいにゃー(プロフ) - 菫さん» わ、わ、素敵なコメントありがとうございます!!そして、こんな自己満作品をここまで読んでくださり、本当にありがとうございます！嬉しい限りです!!これからも頑張って書いていくので、宜しくお願いします(^^) (2020年9月27日 23時) (
レス) id: df4c614de9 (このIDを非表示/違反報告)
菫 - いつも、楽しくこのお話を読んでます！これからも更新頑張って下さい(*´∀｀)♪応援してます!! (2020年9月27日 21時) (レス) id: ad094d6d8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆいにゃー
| 作成日時：2020年9月27日 15時
