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アーサーはエクスカリバーで男に向かう。




男はエクスカリバーを腕で防ぐ。




そこへ森羅がアーサーの肩に肩手を置き

スッと飛んだ。




アーサーは体を少し屈め、

森羅はアーサーの頭の上で

足蹴りを男に喰らわせた。




男は距離を一度とった。









アーサー「A、大丈夫か!?」




貴方「うん、私は平気…」









アーサーと森羅は振り返ってAを見た。




Aのボロボロな姿を見て

2人は反省する気持ちになった。









森羅「(俺とアーサーが言い合いしてなきゃ

Aがこんなにボロボロになることはなかった…

言い合いしてる間に Aは戦ってたんだ)」




アーサー「(俺がAに守られてちゃダメだ)」









森羅とアーサーは互いを見た。









アーサー「…Aはそこで見ててくれ」




森羅「俺とアーサーに任せてくれ」




貴方「でも…」









Aは座りながら左腕を右手で押さえて

心配な表情で2人の背中を見ていた。









アーサー「…発火能力を保ってるのも辛いだろ」




森羅「!」









Aは目を見開く。




Aの目は、まだ光っていた。




紅丸を探すために放った火楽は

まだ消えることなく飛んでいる証拠だ。









アーサー「町の混乱を止めるのに

Aの力が必要だ。

火楽を保っていてくれ、A」




森羅「…俺はわからねェけど

何かAには策があるんだろ?


AはAにしかできないことをしてくれ。

この2人は、俺たちが止める」









アーサーが気付いていてくれたことに

胸があったかくなるのと同時に 強く頷いた。




森羅とアーサーは目の前の白装束を睨む。









森羅「前衛と後衛で うまくコンビネーションを

仕掛けてくる…。Aを守るためにも

俺たち 力を合わせないと やられるぞ」




アーサー「そんなこと

言われなくてもわかってる」




森羅「お前は言ってもわかん…………………」




アーサー「ぬ…」









ギリリと顔を歪める2人は ふぅ〜っと息を吐いた









貴方「…」









そんな2人を不安そうにAは見ていた。









森羅「嫌なこともガマンするマン」




アーサー「フッ」









森羅はアーサーへ小声で話しかける。

・→←101.俺とアーサーに



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ゆいにゃー(プロフ) - 菫さん» わ、わ、素敵なコメントありがとうございます!!そして、こんな自己満作品をここまで読んでくださり、本当にありがとうございます!嬉しい限りです!!これからも頑張って書いていくので、宜しくお願いします(^^) (2020年9月27日 23時) (レス) id: df4c614de9 (このIDを非表示/違反報告)
- いつも、楽しくこのお話を読んでます!これからも更新頑張って下さい(*´∀`)♪応援してます!! (2020年9月27日 21時) (レス) id: ad094d6d8a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆいにゃー | 作成日時:2020年9月27日 15時

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