100.紅丸さんだ!! ページ35
〜no side 〜
「違う！そっちじゃない!!」
「うるせェ!!お前の言うことを聞いてたら
"焔ビト"にやられそうになったんだ!!」
「なに!?俺は何も言ってねェぞ」
森羅「(上からだとよくわかる…
どこへ逃げればいいのか
みんな まったくわかってない…)」
上を飛ぶ森羅だが 地上を走るAやアーサーにも
当然 町の人の声が聞こえていた。
貴方「(避難誘導が上手くいってない…
きっと、桜備大隊長の方もだ。…どうすれば…)」
ギラ
森羅「わッ!!」
突然と森羅は向かってきた炎の矢を避ける。
炎の矢が地面にドッと落ち
そのあたりで 人が転んでしまっていた。
森羅「早く狙撃を止めないと…
流れ弾で被害者ご増えちまう！」
森羅は加速してさらに飛ぶ。
貴方「…！紅丸さんだ!!」
アーサー「A？」
貴方「今の町の人たちをまとめるには
紅丸さんしかいない!!火楽!!」
Aは手のひらから小さな火楽を作り出す。
Aの意思を読み取った火楽は
そのまま飛んでいった。
アーサー「何をしたんだ？」
森羅を追いながら話すアーサー。
貴方「さっきの火楽に 紅丸さんを探して
紺炉さんのところへ連れて行ってって頼んだ。
町の人たちの混乱を止めないと
被害が増大するからね」
アーサー「……だが、Aは疲れないのか？
その分、ずっと発火能力を使ってるわけだろ？」
アーサーの不安さを拭うように
Aは真っ直ぐに微笑んでアーサーを見た。
貴方「このくらい大丈夫だよ。
皆を、守るためだもん」
アーサー「(…ああ、ダメだ…俺は 重症だ)」
Aの発火能力を使っている証の目の光に
アーサーはさらに心を奪われていた。
森羅「俺の足の方が速い
このあたりに潜んでいるに違いない！
どこだ!?どこにいる!?」
飛び続ける森羅。
森羅「!!」
横に、白装束の炎の矢を放つ奴が いた____。
森羅「うわッ!!」
横から飛んできた矢に森羅は大勢を崩し
屋根へガラララッと擦りながら倒れる。
森羅「ッ!!」
続けて飛んでくる矢を森羅は飛んで避ける。
矢を撃ってきた1人がタンッと屋根から下へ降りた
森羅「逃がすか!!」
森羅は追うように飛んだ。
しかし、そこからもう1人が刃物を持って現れる。
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ゆいにゃー(プロフ) - 菫さん» わ、わ、素敵なコメントありがとうございます!!そして、こんな自己満作品をここまで読んでくださり、本当にありがとうございます！嬉しい限りです!!これからも頑張って書いていくので、宜しくお願いします(^^) (2020年9月27日 23時) (
レス) id: df4c614de9 (このIDを非表示/違反報告)
菫 - いつも、楽しくこのお話を読んでます！これからも更新頑張って下さい(*´∀｀)♪応援してます!! (2020年9月27日 21時) (レス) id: ad094d6d8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆいにゃー
| 作成日時：2020年9月27日 15時
