95. 俺たちも 利用してやればいい ページ28
〜no side 〜
特殊消防隊が到着したのは朝型になってから…
全部終わってから来たのだった。
そして、紅丸と紺炉の前にひとりの男が現れた。
「第4特殊消防隊 大隊長 蒼一郎 アーグだ」
第4特殊消防隊の大隊長の男だった。
その男は紺炉に用があったようだった。
アーグ「皇王の宣旨により 君ら 浅草火消しを
正式に第7隊として 特殊消防隊に迎える」
特殊消防隊のスカウトだった。
紅丸「なんだと!!ふざけんじゃねェ!!」
紺炉「紅…!!少し待ってくれ。
俺たちを第7に？
それで こちらになんの得があるんだ」
アーグ「皇国正式の隊になれば 金銭面はもちろん
物資や装備の支給に優秀な人員も補充される。
断る理由など見つからないと思うが？」
紺炉「すぐに答えは出せねェな…
考えさせてくれ」
アーグ「君たちのような猛者が仲間になれば
我々も心強い。よい答えを待っている」
アーグはそれだけ言い残し
紺炉達に背を向けて歩いていった。
紅丸「皇国の犬になる気か…!!」
紺炉「俺たちが正式な隊として動いていれば
今回の被害も 少しは減らせたかもしれねェ。
俺たちも逆に利用してやればいい」
紺炉と紅丸のことを
特殊消防隊の隊員達が遠くから見ていた。
「あの2人が新設される第7の…？」
「荒くれ者と悪評高いが
そんな連中と一緒にされるとは…役に立つのか?」
「馬鹿野郎。向こうの地面を見てみろよ…
報告だと アレ…あそこでへたりこんでる男が
1人でやったんだぞ…」
紺炉は特殊消防隊の隊員達を横目で睨んでいた。
紺炉と紅丸の背後には
地面に大きな穴があいていた。
「聞くところによると…
隣にいる小柄な方はこれ以上だと……」
「ウソだろ…
そんなバケモノ…仲間にするほかねェよ…!!」
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ゆいにゃー(プロフ) - 菫さん» わ、わ、素敵なコメントありがとうございます!!そして、こんな自己満作品をここまで読んでくださり、本当にありがとうございます！嬉しい限りです!!これからも頑張って書いていくので、宜しくお願いします(^^) (2020年9月27日 23時) (
レス) id: df4c614de9 (このIDを非表示/違反報告)
菫 - いつも、楽しくこのお話を読んでます！これからも更新頑張って下さい(*´∀｀)♪応援してます!! (2020年9月27日 21時) (レス) id: ad094d6d8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆいにゃー
| 作成日時：2020年9月27日 15時
