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94. こんなところで終わるタマじゃねェ ページ26

〜no side〜




2年前…それは、

紺炉や紅丸が正式に特殊消防隊になる前の話。




浅草は大火災に覆われていた。




一晩で"焔ビト"化が大量に起きたのだ。




浅草の外からも"焔ビト"がこの場に向かっていた




だが、特殊消防隊の到着が遅れていた。




特殊消防隊なしで 紅丸と紺炉2人で

"焔ビト"を何人も鎮魂していた。




そのせいか、2人には限界が来てしまった。




足がよろけた紅丸は 近くの壁に寄り掛かった。









紅丸「クソ…息が…

いくら吸っても酸素が…入ってく気がしねェ…」




紺炉「"発火限界"か…紅は ここに残っていろ!」




紅丸「馬鹿野郎!!お前も似たようなもんだろ!!」









紅丸を呼ぶ町民が"こっちだ"と指をさす。









ゴウ









その先は 激しい炎が上がっていた。




その煙と炎から出てきたのは、









紺炉/紅丸「「な…!!」」




紺炉「なんだ あいつは…鬼_____!!?」









角の生えた"焔ビト"だった。




鬼の"焔ビト"と目があった紺炉。









紺炉「(こ……この"焔ビト"……

こいつは…やばい!)」









そう思った紺炉は 隣にいた紅丸をトンッと押した









紅丸「何しやがる…」









紅丸は紺炉に手を伸ばす。




けれど、体はどんどん後ろに下がっていって









紅丸「紺炉!!」









ボッ









紅丸は建物に激突して 瓦礫に埋もれてしまった。









紺炉「こうでもしねェと大人しくねェだろ

お前みたいな暴れん坊はよォ…

紅は……こんなところで終わるタマじゃねェ」









紺炉の体から炎が吹き荒れ、

鬼の"焔ビト"と向き合った。









紺炉「(こいつは俺が_____)」

・→←93.2年前のことだ…



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ゆいにゃー(プロフ) - 菫さん» わ、わ、素敵なコメントありがとうございます!!そして、こんな自己満作品をここまで読んでくださり、本当にありがとうございます!嬉しい限りです!!これからも頑張って書いていくので、宜しくお願いします(^^) (2020年9月27日 23時) (レス) id: df4c614de9 (このIDを非表示/違反報告)
- いつも、楽しくこのお話を読んでます!これからも更新頑張って下さい(*´∀`)♪応援してます!! (2020年9月27日 21時) (レス) id: ad094d6d8a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆいにゃー | 作成日時:2020年9月27日 15時

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