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バスンッと音を立てて煙がモクモクあがる。
桜備はさらに武器を持ち、紅丸へと向かうが
紅丸はその武器すらもスパッと切った。
その時、桜備は消防服からガサガサっと
消火グレネードを大量に落とす。
すぐ真下の地面に落ち、
その場で消火グレネードは吹き荒れ
紅丸と桜備自身すら巻き込んだ。
紅丸「てめェごと…」
煙の中から桜備が現れて紅丸を掴む。
紅丸は桜備の体に蹴りを入れると
桜備を地面に寝かせ、自分はその上に立った。
紅丸はそのまま右手を桜備の顔に近づけ
ドン
炎を放った。
だが、桜備も負けていなかった。
ゴス
紅丸「!!」
桜備は体を起こす勢いで
紅丸の額に自分のヘルメットを当てた。
顔から煙が出る桜備と
後ろへフラッとしている紅丸。
桜備「はぁ、はぁ
やっと一発喰らわせた…」
紅丸「怯むことを知らねェのか…」
紅丸の額からは血がツーっと流れた。
使い物にならなくなったヘルメットを
トコンと捨てて立ち上がる桜備。
桜備「怯むわけにはいかないだろ。
俺は第8の大隊長を背負ってんだよ!!」
桜備の後ろで倒れている第8は
その言葉と背中に圧巻した。
貴方「…やっぱり、秋樽さんらしいや…」
Aは どこか
呆れも含んだ笑顔で背中を見ていた
「おいおい あの兄ちゃん 無能力者だろ？」
「紅ちゃんに一発喰らわせたぞ…」
周りの人も驚いて見ていた。
森羅「大隊長って
あんなに強かったんですか…？」
火縄「弱いとでも思ってたのか？」
貴方「…でも あの無茶な戦い方はダメだよ…」
アーサー「A！大丈夫か？」
貴方「う、ん…なんとか…
今生きてるのが奇跡みたいだ」
正直、紅丸と戦っている時
一歩間違えれば死ぬ戦いだと Aは緊張していた。
「おおおおー!!第8の大隊長もやるじゃねェか」
「紅ちゃんほどじゃねェけど頑張れェ！」
周りにいたの人たちは盛り上がってしまっていた。
火縄「Aの言う通り 見ていられない,
新門大隊長も桜備大隊長と同様の
人を惹きつける天性の才覚がある。
2人をこれ以上 争わせるわけにはいかない…」
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ゆいにゃー(プロフ) - 菫さん» わ、わ、素敵なコメントありがとうございます!!そして、こんな自己満作品をここまで読んでくださり、本当にありがとうございます！嬉しい限りです!!これからも頑張って書いていくので、宜しくお願いします(^^) (2020年9月27日 23時) (
レス) id: df4c614de9 (このIDを非表示/違反報告)
菫 - いつも、楽しくこのお話を読んでます！これからも更新頑張って下さい(*´∀｀)♪応援してます!! (2020年9月27日 21時) (レス) id: ad094d6d8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆいにゃー
| 作成日時：2020年9月27日 15時
