63. お前の後ろには いつも 俺がいる ページ10
〜no side 〜
烈火「!?これは!?」
次の瞬間、烈火の手から腕にかけて
氷に覆われていた。
リン
烈火「熱音響冷却!!」
パキパキッと音を立てて
烈火の氷の範囲が上へと広がっていく。
「言ってただろ？お前の後ろには
いつも 俺がいるって」
その場にカリムが現れたのだった。
烈火「カリム!!邪魔をするな!!」
カリム「やめろ。お前が熱くなればなるほど
俺は お前を冷やす!!」
烈火「こんな氷、蒸発させてやるぜェ!!」
烈火は腕の凍ってる部分から
無理矢理 炎を起こし、氷を溶かそうとする。
森羅「よせ!!お前自身が燃え尽きるぞ!!」
烈火「ふぁいあぁあぁあ☆」
ピキ、パキパキッと音を立てて
ついに烈火は氷に覆われてしまっていた。
カリム「………こんなことするために
いつも後ろにいたんじゃねェんだよ…」
リィ「……!!」
その背後にはさらにウォイェン・リィがいた。
リィ「報告を受けて来てみれば…
カリム…これは一体…？」
ボロボロな建物、泣きじゃくる子供たち、
凍った烈火を見て、リィは尋ねる。
リィ「第1は大丈夫なのか…」
カリム「俺の勘でしかないが
これは第1だけの問題じゃない気がする…
もっと大きくて大きな この国全体の問題だ」
森羅「助かりました カリム中隊長！」
アーサー「レッカは死んだのか？」
カリム「空気穴を開けてある。
封印しているだけだ。
あとで全ての情報を吐かせる」
その言葉を聞くと森羅はホッと息を吐いた。
次にカリムはアーサーに抱かれるAを見た。
カリム「Aが重症だな…」
アーサー「あぁ。頭に怪我をしている。
すぐに手当てをしないと」
カリム「わかってる。
A、俺がわかるか？」
貴方「カリム、中隊長…です」
カリム「今の現状は？」
貴方「……蟲を使っていた犯人の烈火中隊長と
森羅が戦って…先程カリム中隊長の氷で…」
カリム「…あぁ。そこまで言えれば上出来だ。
意識の混濁もないようだ。
すぐに運んで_____」
アーサー「…!?烈火から離れろ!!」
アーサーは何か光ったものが
こちらに飛んでくると察し 声を上げた。
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結祈華(プロフ) - ☆翡翠☆さん» 翡翠様 初めまして。そちらは間違いですので訂正させて頂きました。ご指摘頂きまして、ありがとうございました。 (2021年1月23日 11時) (
レス) id: df4c614de9 (このIDを非表示/違反報告)
☆翡翠☆ - 初めまして。翡翠です。ページ42の最後の『貴方と同じようにジョーカーに会い自分の弟のことを聞かされたと。』が2回続いているのですが、間違えて2回続けてしまったのでしょうか？言い方が酷くてすみません。 (2021年1月18日 16時) (レス) id: 48e40877cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆいにゃー
| 作成日時：2020年9月24日 0時
