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火縄「大丈夫か？」
森羅「…え…」
火縄「森羅にA」
貴方「…？」
ふいに発された火縄の言葉に
2人はハテナを頭に浮かべた。
森羅「あぁッ…やだなァ！
俺にだって 玉ねぎの皮くらい剥けますよ」
火縄「俺に言いづらいなら 大隊長を頼ればいい」
森羅が答えるものの、意味は違ったようで
火縄の言葉にAも森羅も 手の動きが止まった。
火縄「手を休めるな 2人とも」
森羅／貴方「「……ハイ…」」
火縄の殺気を感じ、慌てて手を動かす。
火縄「俺は この第8を気に入っている。
お前ら新入りたちも
俺たち 第8を信頼してもらいたい」
森羅「それって脅しですか…？」
・
森羅「うまそー！」
完成された料理を見て
森羅はよだれを垂らしていた。
火縄「食堂に運んでくれ」
森羅はお盆に料理を乗せて持った。
森羅「火縄中隊長…」
火縄「！」
森羅「俺も 第8のこと大好きですし…
桜備大隊長も火縄中隊長も信頼してます。
ありがとうございます」
火縄「…そうか」
それだけ言って森羅は一度キッチンから出た。
火縄「A」
森羅が出ていくなり、
火縄は Aに対して口を開いた。
火縄「お前は顔色が良くなったな」
貴方「！」
火縄「ここに来て初めてお前を見た時
正直俺は 死んでしまうんじゃないかと思ったぞ」
確かに、前のAには
生気すら感じられなかった。
火縄「だが、今のお前は目に光がある。
変われたのは森羅やアーサーのおかげか？」
貴方「…そう、なのかもしれません…
森羅とアーサーは 私に無いものを
たくさん持っていました…」
Aは手元を見ながら呟く。
火縄「…だが、どうやらお前は
まだ溜め込む癖があるらしいな…」
貴方「…」
火縄「森羅やアーサーだけじゃない。
俺や桜備大隊長、第8の奴らは
皆 お前の味方だ」
Aは手の動きを止めて下を向く。
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結祈華(プロフ) - ☆翡翠☆さん» 翡翠様 初めまして。そちらは間違いですので訂正させて頂きました。ご指摘頂きまして、ありがとうございました。 (2021年1月23日 11時) (
レス) id: df4c614de9 (このIDを非表示/違反報告)
☆翡翠☆ - 初めまして。翡翠です。ページ42の最後の『貴方と同じようにジョーカーに会い自分の弟のことを聞かされたと。』が2回続いているのですが、間違えて2回続けてしまったのでしょうか？言い方が酷くてすみません。 (2021年1月18日 16時) (レス) id: 48e40877cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆいにゃー
| 作成日時：2020年9月24日 0時
