64.一体何者だ？ ページ12
〜no side 〜
カリム「フォイェン…すまない」
リィ「カリムは第1の盾だ。
こんなところで失うわけにはいかない」
カリム「守られる盾があってたまるか…
これ以上の被害を許すわけにはいかねェ。
タマキ!!狙撃して来た方向に
ありったけ炎を伸ばせ!!
位置がバレるから直線的に伸ばすなよ！
やたらめったら めったやたら伸ばすんだ!!」
環「はい!!」
環は猫又の炎を狙撃の方向に伸ばした。
その炎をカリムは凍らせた。
リィ「カリム…氷に なんの意味が…？」
カリム「敵の目をくらます壁を作りつつ
こちらは位置を把握していると相手に示す。
理解できない行動をすれば
相手は勝手に解釈してビビるハズだ…
狙撃手は安全地帯が仕事場だからな」
カリムの作戦がうまくいったのか、
狙撃が行われることはなかった。
森羅「お 俺は追わなくていいんですか？」
カリム「"
お前じゃ 行っても返り討ちにされる。
こっちは亀みてェに
うずくまってることしかできねェんだ。
さっさとビビッて勘違いして
どっかに行っちまえ!!」
森羅「めちゃくちゃしやがって 一体何者だ？」
森羅は狙撃の方向を見ながら呟く。
そこには白頭巾の2人組がいた。
森羅「(人を"焔ビト"に変えて殺し
火事を起こしてる奴らがいる。
その中で能力に目覚めた子供をさらっている…!?
俺の弟も…!?もしかしたら Aの妹も…!?
伝導者!?俺が追うべき相手が見えてきた!!)」
ジジジ… ザザザ…
その時、リィの持つ無線の音が響いた。
リィ「無線？なんです？」
「緊急事態です!!"焔ビト"が出現しました!!
至急応援をお願いします!!」
無線から 焦る声が聞こえてくる。
リィ「数は？こちらも今 緊急事態なんです」
「か…数ですか!?_____一体です!!」
カリム「一体？連日 複数体を鎮魂してるんだ。
何を慌てて慌ててる？」
「ち…違うんです！一体は一体なんですが…
こんな"焔ビト" 見たことありません!!」
森羅「……」
「すごく…大きいんです!!」
無線からの声に困惑する皆。
「全消防隊の管轄地にも 突然
同様の"焔ビト"が同時発生した模様!!」
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結祈華(プロフ) - ☆翡翠☆さん» 翡翠様 初めまして。そちらは間違いですので訂正させて頂きました。ご指摘頂きまして、ありがとうございました。 (2021年1月23日 11時) (
レス) id: df4c614de9 (このIDを非表示/違反報告)
☆翡翠☆ - 初めまして。翡翠です。ページ42の最後の『貴方と同じようにジョーカーに会い自分の弟のことを聞かされたと。』が2回続いているのですが、間違えて2回続けてしまったのでしょうか？言い方が酷くてすみません。 (2021年1月18日 16時) (レス) id: 48e40877cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆいにゃー
| 作成日時：2020年9月24日 0時
