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『……俺に、今度は
助けを求めてはくれないか？』
『…ただ、Aがその言葉を口にするのを
俺はいつでも待ってるからな』
ーどうしてこんな時に、
アーサーの言葉を思い出すのだろうかー
貴方「…っ」
ーもう一度、求めてもいいのだろうか。
"助けて"と、言ってもいいのだろうか。
でも、何も変わらなかったら？
また、誰も助けてくれなかったら？
…それでも、私は_____ー
貴方「たす、けて…………アーサー_____」
烈火「うおおおおお
少しの間眠っていてくれええええ」
掠れた声でAは言うと
迫る烈火の手に目をギュッと瞑った。
ザッ
その時、何かの音がしたと同時に
烈火が吹き飛ばされていた。
Aはゆっくりと目を開ける。
そこには、
貴方「…アーサー？」
アーサーの背中が見えた。
アーサーはゆっくりと振り返ってAを見た。
アーサー「この騎士王が助けに来たから
もう大丈夫だ。
俺に助けを求めてくれて ありがとうな。
Aの声、俺にはちゃんと届いてたぞ」
Aの目から一筋の涙が溢れた。
ー助けを求めたら、アーサーは 助けてくれたー
その事実が今 目の前で起こっただけで
Aは胸が苦しくなった。
苦しくて苦しくて、温かい気持ちだ。
Aは胸元をギュッと掴むと
体をうずくまらせて涙を零す。
アーサーはそんなAの姿を見て しゃがみこみ
震えるAを抱きしめた。
アーサー「よく、頑張ったな…」
それと同時に、
ドンッ
烈火星宮へ誰かが蹴りを入れた。
その人物は空から降ってきた…森羅だった。
烈火の顔は森羅の足によって地面に埋れていた。
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結祈華(プロフ) - ☆翡翠☆さん» 翡翠様 初めまして。そちらは間違いですので訂正させて頂きました。ご指摘頂きまして、ありがとうございました。 (2021年1月23日 11時) (
レス) id: df4c614de9 (このIDを非表示/違反報告)
☆翡翠☆ - 初めまして。翡翠です。ページ42の最後の『貴方と同じようにジョーカーに会い自分の弟のことを聞かされたと。』が2回続いているのですが、間違えて2回続けてしまったのでしょうか？言い方が酷くてすみません。 (2021年1月18日 16時) (レス) id: 48e40877cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆいにゃー
| 作成日時：2020年9月24日 0時
