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森羅「まだ 誰が敵で誰がそうじゃないか
わからない状態だ。
あの時 なりふり構わず問い詰めて
第1全員が敵だったらどうする!!
組手で中隊長たちの実力は知っているし
人工"焔ビト"を造るような人間だぞ!?」
貴方「……確かに、森羅の意見もわかる。
もしかしたら私達は
あの場で消されてたかもしれないからね」
森羅「あぁ…」
アーサー「…じゃあどうするつもりだ？
見たんだろ？火華の言う"蟲"を持った
ローブの男を」
森羅「ああ_____…たしかに見た！
"蟲"の入ったビンを
民間人の背中に押し当てたんだ。その直後…」
アーサー「"焔ビト"化した」
Aは唇を噛みしめ、あの光景を思い出す。
苦しくて痛い思いをしていたあの男の人…
森羅「最悪だ!!予想はしてたが
消防官が"焔ビト"を造ってるなんて…」
貴方「前に 通りがかりのシスターに
聞いたことがあったんだけど、
森羅の言う白いローブを着てる人は
第1内でも中隊長の3人って言ってたの。
まずは現場にいたって言う
カリム中隊長とレッカ中隊長を
優先的に調べるしかないね」
森羅「…A、思ったより随分やる気だな…
相手は強敵だぞ。お前はここに残ってても_____」
貴方「許せないの…
無理矢理蟲で焔ビトにさせられて
苦しい思いをした人がたくさんいるから…」
アーサー「あぁ、当然だ。
誰であろうと絶対に許さん!!」
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作者名：ゆいにゃー
| 作成日時：2020年9月19日 1時
