【炎炎ノ消防隊】青い瞳が映す世界。3 (ページ30)

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アーサー「左手(こっち)がお茶碗を持つ手、

右手(こっち)が箸を持つ手。…よし!!」

エクスカリバーから青いプラズマを出す。

アーサー「はぁあああ!!!」

バーンズの手の動きに、

走り出したアーサーの足が思わず止まった。

アーサー「!!…その手でどうするつもりだ…」

森羅「(なんて威圧感だ…)」

バーンズ「思いっきり来なさい。

でないとこの組手の意味がなくなってしまう」

アーサー「…腕が失くなっても知らないぞ…」

バーンズ「その程度の炎の剣では私は斬れんよ。

安心したまえ」

バーンズは手を前に出し来なさいとポーズを取る

茉希「その程度って…

アーサーのエクスカリバーは

鋼鉄も両断できるほどの剣よ」

アーサー「後悔するなよ!!」

アーサーは地面を足で蹴ると

エクスカリバーをバーンズに向ける。

茉希「避けない!?」

バーンズの手の甲にエクスカリバーがあたる。

「「！！」」

だが、まるできいていなかった。

バーンズ「一撃必殺の剣… 二手目はなしかな？」

アーサー「!!」

バチバチとバーンズの手にあたるエクスカリバー

バーンズはそのままエクスカリバーをクルッと掴む。

バンッとそのままアーサーは吹っ飛んだ。

地面に倒れたアーサーは

手に持っていたエクスカリバーを見る。

アーサー「そんな…マキにも消せなかった

エクスカリバーが」

エクスカリバーからプラズマは消えていた。

アーサー「だってエクスカリバーなんだぜ…」

貴方「アーサー…」

森羅「何やってんだ!?手ェ抜いてんじゃねェ!!」

バッとアーサーの上を跳び、森羅が前に出た。

森羅は足の蹴りをバーンズにやる。

バーンズは左手で森羅の蹴りを防ぐ。

そのまま炎を出す森羅。

ガタガタと大きな照明灯が揺れる。

星宮「こっちの隊員もすごい威力だな！」

森羅「(12年前の火事を知ってんだろ!!)」

ザザッと地面に降りると

再び蹴りと炎をバーンズにくらわす。

森羅「避けないと死にますよ!!」

森羅は足から炎を出しながら

バーンズの胸に蹴りを入れる。

森羅「(弟はどこに行ったんだ!!

教えろよッ!!この狸ジジィが!!)」

バーンズの体からは

ただ、シュウウウッと音が出るだけだった。