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森羅「A…何で何も言い返さねぇんだよ」









そうだ。









私が今ここに立っている意味は、無いも同然。









秋樽さんが私の手を引いてくれて

私はそこに自分の居場所を作ろうとした。









秋樽さんを、無理やり 生きる理由に仕立てた。









私は…あの頃と何も変わってない。









変わったことにしていただけ…









私はやっぱり…悪魔……?









「俺とくれば妹にも会わせてやるよ。

会えるなら悪魔になっても問題ねェだろ」









男は私に手を差し出す。









貴方「…」









私は一歩、足を前に踏み出す。









男の手を掴もうと手を…









森羅「勝手に話を決めんじゃねぇ!」









私の手が森羅の言葉にピクリと止まる。









森羅「A、その手を本気で取りたいか!?

お前の本当の望みはなんだ!?」









貴方「……私には、もう…」









森羅「そうやって無理だって諦めてるが

お前の望みは…本心は、まだあるだろ!?」









森羅のことを目を丸くして見る私。









森羅「Aを連れて行こうとするな。

俺はお前をぶっ飛ばしてとっ捕まえる!!」









森羅は足から炎を出し、再び男に仕掛ける。









「なんだよ…期待外れだな…

A 赤翼の邪魔までして…」









男はそう呟くと構えをとる。









「そんな飛び蹴り…隙だらけだぜ」









そう言う男だが森羅はもう片方の足も使い

男の顔に向かって更に蹴る。









男はそれを右手でなんとか防ぐ。









森羅「ヒーローと言えば飛び蹴りだァ!!」









その炎の火力は凄まじいものだった。









「すごいじゃないか! こいつは悪魔の火力だぜ!!」









すると 男は急に違う方向に炎のカードを放った。









「危ない!」









この声…アーサー?









そのカードを 剣で防いでいた。









「ゆっくりしすぎたか。邪魔が来だしたな」









アーサー「待たせたな!!"焔ビト"役!!」









「結局 前にいくのかよ…」









森羅「アーサー!!と第1の…!!」









そこにはアーサーと第1の新人が立っていた。

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作者名:ゆいにゃー | 作成日時:2020年9月12日 2時

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