34.内緒、です ページ36
〜貴方side 〜
第8特殊消防協会内の 大隊長室に私達は立っていた
茉希「あれ?アーサー 寝不足ですか?」
森羅「お前、昨夜はどこに行ってたんだよ」
アーサー「ふッ 騎士王としての仕事だ」
私はアーサーをチラリと見る。
するとアーサーもこちらを見た。
私はその様子を見てクスリと笑う。
するとアーサーも優しく笑った。
茉希「あれ?なんだか2人とも良い感じ!?」
茉希は頬を赤く染めて楽しそうに言った。
貴方「内緒、です」
私は口元に人差し指を立てて言う。
アーサー「俺達の秘密の話だ」
茉希「ええー!?なんですかその感じ気になる!!」
貴方「…?森羅、どうかした?」
森羅「…いや。何でもない」
アーサー「……」
何やら森羅の機嫌はあまり良くないように見えた
そんなこんなで 朝のミーティングが始まる。
桜備「昨日 第5の連中とてんやわんやあって
わかったと思うが あいつらは怪しい戦闘も視野に
奴らを調査するぞ」
森羅「………………桜備大隊長…
それは もう筋トレではなく
筋トレに近い何かです」
桜備「火縄!」
火縄「我々の1番の目的は"焔ビト"の鎮魂と
国民の安全を守ること…
しかし 第8の裏の目的である
怪しい特殊消防隊の調査や彼らに対抗する手段も
頭においておかなければならない!!」
"壁の中のせつ子さん"という帽子を被る
火縄中隊長…
アーサーに関しては窓の外を見ていた。
アーサー「おのれ グリフォンめ。
また我が城に攻めてきおって
エクスカリバーの錆にしてやろう」
森羅「お前は 本当にバカだな」
茉希「そんなこと言って 本当にあのかわいい
グリフォンを退治しないでくださいよ。
鳥獣保護法違反で捕まりますからね」
アーサー「ふッ」
貴方「アーサー、かわいそうだからやめて…?」
アーサー「…仕方ない。
グリフォン。姫のお心遣いに感謝するんだな。
今は見逃してやる」
貴方「だから姫じゃ……」
森羅「マキさんも
けっこうデンジャラスだからなァ…」
茉希「う…」
アイリス「でも マキさんは1日の9割は
クールで美人で素敵ですよ。
残り1割は残念ですけど」
茉希「残念って…」
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作者名:ゆいにゃー | 作成日時:2020年9月12日 2時