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〜no side 〜
駆堂「うるァ」
ドカ
アンヤは森に出る巨大カタツムリ…
巨大アニマルを蹴りやパイプで倒していた。
駆堂「15匹目!!」
ドス ドスと足音を立てて歩くアンヤ。
次の獲物を待ち構える様子にも見える。
鬼ヶ崎「お子様は元気だねェ。便利だけど」
忍霧「駆堂！なぜわざわざ音を立てる！
戦闘は最低限！体力を温存しろ！
ステルスの基本だぞ」
駆堂「るせえッ」
そう言いながらも
アンヤは足でカタツムリを蹴っていた。
駆堂「んなトロトロ歩いてたら
金パカが消化されちまうじゃねーか！」
忍霧「チームワークを乱すなと言っている！
それにラフレシアは虫は食べない！
グロテスクな見た目で誤解されがちだが
発見者のラッフルズにより
無害であることが証明され____」
駆堂「うっせー!!黙れ物知り!!」
喧嘩を続けるアンヤとザクロ。
その2人の間にカイコクは入って
2人の顔にそれぞれ自分の片手をあてた。
鬼ヶ崎「お前さんたち、隙をみては喧嘩すんな…
忍霧はお兄ちゃんだろが」
忍霧「こいつが考えなしなのが悪い！」
駆堂「融通きかねーコイツが悪い！」
カイコクが間に入るも、再び喧嘩を始めた2人。
鬼ヶ崎「(助けて路々さん…
んでもって悪ぃAちゃん…
この2人に関しては任せろって言えねェや)」
・
そのまま3人で歩いていくと、
忍霧「…あれか」
ついに、巨大ラフレシアの傍までたどり着いた。
そのラフレシアの周りには
マンボウやイカが浮いていた。
忍霧「傍で見るとますます大きいな…」
駆堂「つか、周り漂ってる魚介類はなんだよ。
竜宮城か」
鬼ヶ崎「つーかここからでもくせェ
気分悪くなってきた…」
ラフレシアだ。
もちろん臭いは臭かった。
忍霧「どうする。ゴールデンパカメラとやらは
おそらくあの花の中だろう」
駆堂「入って捜すしかねーだろ。
シーフード連中が襲ってきたらぶっ倒す」
鬼ヶ崎「そうさねえ…俺もそう思ってたが…」
カイコクは悩みつつも、
ラフレシアの臭いに正直きつかった。
……臭ってくる臭い…
素直にカイコクは、入りたくないと思った。
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作者名：ゆいにゃー
| 作成日時：2020年5月6日 0時
