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〜貴方side 〜
貴方「……おはよう、アカツキ君」
アカツキ「！Aさん、おはようございます」
翌日、1階のホールに集まった私たち。
そこには元気そうなアカツキ君がいた。
ヒミコ「入出さん…！
お身体の具合どうですか…」
アカツキ「もう大丈夫ですよ。
ご心配をかけてすみません」
カリン「結局原因はなんだったのよ？」
アカツキ「俺もよく…」
話していると、アンヤ君が
エレベーターから降りてきた。
アカツキ「あっ、おはようございます」
アンヤ「…ん」
アカツキ君から視線を逸らしながら
挨拶を返したアンヤ君。
……アンヤ君、昨日のこと気にしてるんだ。
カリン「Aちゃんは大丈夫なの？」
ヒミコ「心配しました……」
貴方「大丈夫だよ。2人ともありがとう」
2人にそう言うと、私は視線だけを
カイさんに向けて微笑んだ。
カイさんもありがとう、と言う意味を込めて…
カイさんも気づいたのか、微笑み返してくれた。
コツ…
パカ「皆様」
足音とともにホールの上にパカが現れ、
私たちはパカを見上げた。
パカは初めて会った時のように
風船を背中につけていた。
パカ「改めて、再生数1億ビューの達成…
誠におめでとうございます。
これにてナカノヒトゲノム
クローズドステージは終了でございます。
本来であれば、これより
皆様の帰還手続きを行うのですが…
……貴方がたは
クリア後のプレイもご所望とのこと」
パカはじっと私たちを見下ろし改めて口を開く。
パカ「先日、主より島の探索許可が下りました。
今後はすべての場所へ
自由に立ち入って構いません」
パカは思ったよりもあっさりと探索を許可した。
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作者名：ゆいにゃー
| 作成日時：2020年5月6日 0時
