君に恋して恋されて (ページ12)

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それから。

結局、玉入れは私を除きみんなが背が高かったこともあり圧勝。

期待していた借り物競走での好きな人～はなくて。

というかそもそもそのお題自体がなくて今回は先生借り物競走だったみたい。

先生の私物か先生を借りないといけなかったみたいであじは学校で一番のおじいちゃん先生と歩いてゴールしてた。

なんかほほえましいというか…そこだけ次元が違った気がする笑

時間は進んで体育祭終了後。

内村「ねえみんな～まだもう少しいて～」

「なに？疲れたから早く帰りたいんだけど…」

内村「ん？ふふ」

結果優勝した私たちは、もう疲れたし帰ろうとしていた。

それなのにうっちーの一言でその状況が変わってまだいないといけないらしい。

「早くアイス食べたいのに…」

内村「太るよ？笑」

「…殴るよ？」

内村「ごめんってｗ」

みんな教室で教卓に立つうっちーを見ている。

内村「れでぃーすえーんじぇんとるめーん！」

「は？」

内村「これから告白大会開きます」

男子A「くだらねえ～帰る」

内村「なんで！？いいじゃん！絶対成立する組があるのに！」

女子A「あーね笑。いいじゃん。面白そうだし」

え～両思いいいな～

誰が告白するんだろう。

内村「はいA」

「え、私？」

内村「うん。がんばれ」

「ねえ無理！やだ！」

女子B「がんばれ～笑」

男子B「早く～」

「みんなひどっ…」

みんなの前で公開告白、らしい。

最悪だ…

「えっと、あの、ずっと好きでｓ」

安嶋「やだ！」

「え？」

嫌だったのかな、私に告白されるの…

安嶋「おで、Aちゃんのこと好きだもん！誰よりも好きだもん！渡したくない…」

「え、う、嘘」

安嶋「嘘じゃない！」

誰の事好きなのか分かんないけど、おでは絶対に渡さないから！

そう言って抱きしめてきたあじ。

少し小柄だけどがっしりしてて男の子、って感じの体で。

なんか夢みたい…

「私も、好きだよ」

安嶋「嘘…？」

「本当だよ」

安嶋「嬉しすぎる…もう本当に大好き」

そう言って体を離したかと思うと急に真剣な顔になって、

綺麗な顔が近付いてきた。

「うわぁっ！」

そして目覚めた。

本当に夢だった。

なぁんだ。

それにしても今日は私たちの学校の体育祭だ。

めんどくさい。

けどまあ…ね？

夢が現実になったって言うのはまた別の機会で話そっかなって思います。