パパ【深澤辰哉】 ページ1
5年前の5月5日。
私の膝に頭をのせてスマホの画面をスクロールしてるこの化けｍ…旦那、深澤辰哉と結婚した。
初めこそ2人きりだったし緊張とかしたし、動きとか色々ぎこちなかったけど。
今はそんなことなくてずっとくつろいでる。
寝癖くらいは直せって感じだけどｗ
で、3年前、一人娘ができたんだよね。
辰哉はそれはまあデレデレで。
深澤「パパでちゅよ〜！」
娘「ぱぱきちょい…」
深澤「んええ！？」
3歳の娘にきしょいといわれる始末(笑)
御覧の通り娘は辰哉に当たり強いです。
そんな娘が珍しく辰哉にデレデレしてた。
娘「わたち、ぱぱとけっこんしゅるの！」
深澤「おーマジで！？そうかそうか！じゃあ結婚しちゃうか！わら」
ダメだから！
私が結婚してるから！
なんて娘相手に嫉妬してる私はダメだな、ほんとに。
娘「うん！ぱぱは、わたちのことしゅきぃー？」
深澤「んーだいすきだぞぉ」
そう言って娘に頬ずり。
ずるい！
…じゃなくて。
あれ、そう言えば今日あの人髭剃ったっけ…
娘「ぱぱいたい！きらい！おひげいや！」
深澤「え！？やだ！まってて！剃ってくる！」
そう言い残して洗面所へ。
そこからうぃーんって音がしたと思ったら秒で帰って来た(笑)
深澤「ほらもう痛くないぞ」
娘「ほんちょ〜？…ほんちょだ！いたくない！ぱぱだぁしゅき！」
深澤「んふ！マジか〜！ほんとにかぁいいな〜！さすが俺の娘！」
今日も甘々な夫と気まぐれなうちのお譲は、ひたすら微笑ましかった。
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作者名：雪の王子様 | 作成日時：2020年11月18日 21時
