合コン指令カードゲーム4 ページ8
ここまで性癖暴露、隣の人に耳に息を吹きかけられる、見つめあってウィンク、手を繋ぐ、腕を組む……
いろんな地獄を見てきたが、いよいよ勝負は終盤。
現在それぞれ一枚ずつ目の前にカードがある。
「よし、じゃぁ次で最後にしようぜ。
このジャンケン負けた奴が目の前の指令カードを実行して終わり！」
「よーし、負けねぇ…絶対負けたくねぇ…」
「俺も負けたくないよ…もうこれ以上全世界に恥を晒したくない…」
「同感だ、ダホちゃん…」
シルクの最後、と言う言葉に俺たちは頷き、各々目の前にあるカードを睨みつけながらこれ以上罰ゲームは受けたくない…と唾を飲み込んだ。
「よし！勝負！！！
「「「ジャンケン、ポン！！！」」」
テーブル中央に出された三つの手。
ンダホがチョキ、シルクがチョキ……そして俺がパー。
「〜っ！！！だぁぁぁ、何で俺パー出した…！？」
「はい！A1人負けー！！！」
「よかった〜！ごめんねA！」
罰ゲーム回避した安堵からニコニコする2人に笑われながら頭を抱える。
そんな俺を横目にゲームは進められ、最後の一枚のカードは捲られてしまった。
【右隣の人と「愛してる」ゲーム！負けた方は指令カードもう一枚！】
「え？」
「「www」」
「なにその負けた方はもう一枚とか！なにそのルール！？」
「wwwそんなカードもあるんだなw」
これまでにないもう一枚追加される可能性があるルールに慌てる俺とそれを爆笑するンダホとシルク
俺の右隣っていうことはシルクだ。
「めちゃくちゃ笑ってるけど、俺が勝ったらシルクもう一枚だからな！？」
「わかってるよ、でも俺負ける気しないし(笑)」
「はー！？どっからくるんだその自信！」
これまでも知ってはいたが、無茶苦茶な男だ。
何をもって勝てるという確信があるのか……
「よし、勝負だシルク！！」
「望むところ！先攻後攻選ばせてやるよ。」
「くっそー、どこまでも余裕だな！
俺が先攻な！」
「2人ともがんばれーww」
完全に観戦に回ったンダホの声援を受けながら、
火花を散らす俺とシルク(主に俺が突っかかってるのか)
ここで説明をすると……愛してるゲームとは、
攻めの方が「愛してる」と愛を囁き、
それに対して守りは「もう一回」と言い続けないといけないゲームだ。
相手が笑ったり、続けられなくなったら勝ち。
今回は俺が先攻だから俺が「愛してる」って言う側だ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 106人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
くろ(プロフ) - 安仙任さん» コメント、そして本作品を読んでいただきありがとうございます^ ^！長らくお待たせいたしましたが、ゆっくりと続きを書き始めました。もしよければまた読んでください^ ^ (2021年1月13日 13時) (
レス) id: 15da9c8369 (このIDを非表示/違反報告)
安仙任(プロフ) - 続きを書いてください (2020年12月8日 18時) (レス) id: 80f06437e4 (このIDを非表示/違反報告)
くろ(プロフ) - スコッチさん» 夜に駆けるの動画楽しそうでしたよね！最近更新滞ってしまっていますが、リストに追加させていただきます！ありがとうございます！ (2020年10月24日 0時) (レス) id: 15da9c8369 (このIDを非表示/違反報告)
スコッチ - 男主とメンバーで夜に駆けるを原キーで歌ってみた (2020年10月18日 21時) (レス) id: cbed7f6fc8 (このIDを非表示/違反報告)
メルヘン - 楽しみにまっています！ (2020年8月26日 9時) (レス) id: e7868645e8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：くろ | 作成日時：2020年5月20日 11時
