チクワと俺2 ページ22
「お？誰だ？ちょっと待っててなチクワ。」
俺と同じように玄関の方を振り向くチクワに、待っててとつたえれば
チクワの前にカメラを置いてドアモニターを確認する。
チクワはお利口だからカメラとか気になるものがあっても、机には登らないんだ…偉いだろ？
「はーい。」
「……宅急便です」
「？はーい。」
ドアモニターのレンズが曇ったのか？よく見えない玄関先に応答すると、宅急便だという。
何か頼んだだろうか…とすこし疑問に思いながらも玄関へと向かう。
ガチャ
「どうもー…って、え？」
「もー！！A！！ちゃんと確認しなきゃダメでしょうが！！」
「モニター見えてなかったでしょ？Aの危機管理能力を試そうとおもって(笑)」
ハンコ片手にドアを開ければそこにいたのは見知った顔。
プンプンしてるモトキとニヤニヤ顔のぺけたんだ。
どうやら俺は試されていたらしい…で、あっさりよくわからないままドアを開けたからモトキはご立腹だと…(笑)
「いやいや、一人暮らしの女子じゃあるまいし、そこまで警戒……」
「いーや！だってA綺麗な顔してるんだから！ちゃんと自覚もって！」
「いや、なんの自覚だよ…」
一人暮らしの女子相手なら、ごもっともな心配だが、残念(？)ながら俺は男だ。しかも成人済みの。
そう言っても綺麗なんだから…と聞いてるこっちが恥ずかしくなることを平気でいうモトキとそれに頷くぺけたん。
ちょっと何言ってるかわからない……。
玄関前でそんな茶番を繰り広げていたら、
リビングから誰か来たのかとチクワが様子を見にきた。
「あ、ごめん、チクワ！待たせて！
2人ともチクワに会いにきたんだろ？どうぞー」
「話を誤魔化すなー！…おじゃまします。」
「ww礼儀正しいかよww」
足元に来たチクワを抱き上げながら2人に入るように促せば、
それまでプリプリしていたモトキも靴を揃えて家に上がった。
…
…
「あ、動画撮ってたんだ！」
「うん、セカンダリにちょうどいいかなって思ってカメラ回してた。
…モトキとぺけたんがやってきたよ〜(笑)」
「wwおじゃましまーす」
テーブルに乗せていたカメラをみたぺけたんの言葉にそういえばカメラを回していたことを思い出す。
回りっぱなしのカメラを2人に向けて紹介すれば、手を振ってくれる2人。
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くろ(プロフ) - 安仙任さん» コメント、そして本作品を読んでいただきありがとうございます^ ^！長らくお待たせいたしましたが、ゆっくりと続きを書き始めました。もしよければまた読んでください^ ^ (2021年1月13日 13時) (
レス) id: 15da9c8369 (このIDを非表示/違反報告)
安仙任(プロフ) - 続きを書いてください (2020年12月8日 18時) (レス) id: 80f06437e4 (このIDを非表示/違反報告)
くろ(プロフ) - スコッチさん» 夜に駆けるの動画楽しそうでしたよね！最近更新滞ってしまっていますが、リストに追加させていただきます！ありがとうございます！ (2020年10月24日 0時) (レス) id: 15da9c8369 (このIDを非表示/違反報告)
スコッチ - 男主とメンバーで夜に駆けるを原キーで歌ってみた (2020年10月18日 21時) (レス) id: cbed7f6fc8 (このIDを非表示/違反報告)
メルヘン - 楽しみにまっています！ (2020年8月26日 9時) (レス) id: e7868645e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くろ | 作成日時：2020年5月20日 11時
