【男主】虹の８色目 -2-【Fisher's】

英語禁止ゲーム大会5 ページ48

「いよっしゃー、行くぞー？」



スパァァンッ！



乾いた音が部屋に響き渡り、同時に大爆笑が部屋に広がった。



「いてぇぇぇぇ！！！A強すぎだろ！いてぇ！！」

「あははっ、"これくらいやんないと"なんだろ？」

「「「「「wwwwww」」」」」


尻を押さえながら飛び跳ねるシルクがこちらを悔しそうに見上げてくるから、

最初のシルクの言葉を使ってにっこりしてやった。


…
…


そっからはチーム戦をやってくうちに何度も叩かれすぎてもう尻が痛い。まだジンジンする。

プレーしてる最中に言いがちな言葉として…「ナイス」「チーム」「ゲーム」が多かった

ジリリリリリ！！


そんな中ゲーム終了の合図を知らせるマサイの携帯のアラームが鳴った。


「おっ！じゃぁこの試合最後な！！」

「次こそAに勝つ！！」

「うっし、最後もボッコボコにしてやる。」


今試合中のこの勝負が最後になるらしい。

気合を入れる敵のシルクの様子にニヤっと笑えばコントローラーを握り直した。


そっからは言葉どおり超大乱闘。

ハンマー、バット、スペシャル技…全部口に出すと叩かれるような戦いを続けた末、フィールドにはシルクのドンキーと俺のピカチュウだけになった。



「うわー！！シルクとA残り一機ずつ！？」

「超いい勝負だなww」



何でも器用にこなすシルクはゲームまでうまい。

途中押されながらもフィールドの端まで追い詰めれば、そのまま場外狙いで攻撃を繰り出す。

最後はジャンプでフィールドに戻ってこようとするドンキーを上からピカチュウの電光石火で攻撃をして、場外に叩き落とした。

勝負が決まったと同時に叫ぶ俺とシルク


「っしゃ、メテオー！！…あ？」

「うぉ、メテオー！？！…あ？」


……最後の最後にシルクと2人仲良く並んで尻を叩かれることになったのは言うまでもない。

その後数日間は尻にちょっと違和感が消えなかった…。




--セカンダリ--

「あーーー、まじクソ痛い。尻が割れた…」

「A、ケツはもともと割れてるよ。」

「ザカオ真剣に返すな(笑)」

「マサイ結構余裕そうじゃね？そんな叩かれてないっけ？」

「…これ誰が何回叩かれたかカウントしておけばよかったな…またやるか。」

「「「「「「しばらくはやらない(ねぇ)」」」」」」

「wwww」


--アトガキ‼

今回はメルヘンさんから頂いていたリクから英語禁止スマブラ！でした！

ゲーム集中すると意外と叩かれちゃう男主書くのが楽しかったです！笑

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