10年の重さ ページ10
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「いやなんてゆーか、あの時は中坊の戯言だと思って…はは、まさか覚えているとは」
気まずさに頬を掻けば、目の前のホークスにこれ見よがしに大きなため息を吐かれた。
「マジって言ってたでしょ。あの後すぐにAさん公安から姿を消したし全然会えんし。何も聞かされてない俺がどれだけ不安になったか」
「う…それはごめんね」
「おかげ様で、言った通り最速で迎えに来ました」
もう一度抱き締められる。ぎゅうっと力強く、もう離さないとでも言うように。
「俺、もうAさんのこと守れます、養えます。それくらい強くなりました」
「そうだね、それはよく知ってる」
テレビや記事でどれだけ君の名前を見かけたことか
最速でNo.2ヒーローの地位にまでのし上がったホークスは、色々あったが今でも誰もが認める人気ヒーローだろう。
いつの間にか自分より大きくなった身体。首元に埋められた頭をポンポンと撫でた。
「…大きくなったね」
すると、ガバリとベッドに押し倒された。シーツに身体が沈みギシ、とスプリングが軋む。
「俺もうガキじゃないです」
私を見下ろすホークスの顔は、さすが猛禽類さながらと言った表情をしていた。
はだけたバスローブから晒された鎖骨にちゅう、とキスされる。
「んッ」
ぺろりと舐められた後、不敵にホークスが笑った。
「ここって、そーゆーコトするホテルなんでしょ？俺初めて来ました」
「わ、私は初めてじゃ、ないけど…」
「でしょーね」
ピリ、と空気が震えた。
あ、言うセリフミスった
「昨日も思いましたけど、元彼ってなに」
「元彼は…元彼だけど…」
「えっちもしたんでしょ？」
「…ハイ…スミマセン…」
あれ、なんで私謝ってんの
いやなんか謝らないといけない気がして
「マジ狂いそう。一体何人と身体重ねてきたんですか」
「えーっと…何人だろ…？す、少ないよ？」
こ、怖い！目が怖いこの子…！
「なんで俺のこと待っててくれんかったんですか」
「え、だって…私のこと忘れてると思ってたし…」
これ以上見てられなくて視線を泳がしていると、ホークスが呆れたようなため息を吐いた。
「アンタ何も分かってないですね、じゃ」
そう言うとホークスにバスローブの紐を解かれる。
「俺がこの10年どんだけAさんのこと思い続けてきたか、今からたっぷり教えていきます」
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sana＊(プロフ) - ひなさん» ひなさんありがとうございます😭💖新しい作品あげるなり未完作品更新するなりしたいのですが中々纏まらず🥺また活動再開できるよう日々妄想しながら頑張ります😭🙏 (1月7日 15時) (
レス) id: 25a11890bc (このIDを非表示/違反報告)
ひな - 1番好き。何度も何度も読み返してる。 (1月3日 23時) (レス) @page50 id: 2495f1671d (このIDを非表示/違反報告)
sana＊(プロフ) - ちゃこさん» 初めまして！コメントありがとうございます😳やったぁあホークス推しが増えました！☺️年下ハンパないですよねぇ🤤楽しんでいただけてよかったです！ありがとうございました！😂💖 (2022年6月18日 15時) (レス) id: 35c21c90ed (このIDを非表示/違反報告)
ちゃこ(プロフ) - 初めまして！ホークス…実はそこまで関心無かったのですが、コレはいかん…このホークスは！やばい😭‼️💕💕年下の破壊力…ま〜幸せ貰いました🙏面白かったです‼️推します😂‼️💕 (2022年6月18日 15時) (レス) @page50 id: e4e61dc8c5 (このIDを非表示/違反報告)
sana＊(プロフ) - 叶花さん» 嬉しいコメントありがとうございます！😳💖私も初登場から心奪われました😂たくさん読んでいただきありがとうございます！朝チュン好評でしたので続編書きたいなとは思っています！笑 先になるかもしれませんが是非また読んでくださいね😊 (2021年11月29日 2時) (レス) id: 35c21c90ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sana＊
| 作成日時：2021年8月30日 17時
