なんだって嬉しい ページ42
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(ホークスside)
Aさんの手を引いてしばらく歩き続け、やっと人影の無い2人だけになれる場所を見つける。
建物の裏に着いてすぐさまAさんを自分の腕の中に収めた。
「ん…ホークス、苦しい」
「はぁーーーー」
「聞いてる？」
「はい。…はぁ、嫉妬しちゃいました」
「え、ペンギン？」
この人天然なんかな
ペンギンじゃなくて人に決まってるでしょ
さっき、周りに人が集まりみんながカメラを俺に向ける中何人かがAさんを撮っていた
再会して初めてあんな無邪気に笑う顔を見せてくれて、俺はどうしようもなく嬉しかったのに
俺に向けられた笑顔なのに、他の人に撮られてるのが嫌で
居ても立ってもいられず俺はAさんを連れ出してしまった
「…今回はちゃんと人に嫉妬しました」
「なんで人？」
「貴女も撮られてたんですよ。その超絶可愛いお顔が」
ぶすっとしながら答えればAさんはきょとんした顔を俺に見せた。やっぱ気付いてなかったんか
そして今度は「あー…」となんだかもじもじした様子で頬をかいて視線を泳がせている。
「どうしました？」
「んーー、いやぁ…」
少し腕の力を緩め離してやろうとしたら、Aさんはきゅっと俺の服の裾を掴んでおでこを肩に押し付けてきた。
「ッ？！？！」
心臓が飛び跳ねる。
すぐしてうるさい心音が鳴り始め、Aさんに聞こえてしまうんじゃないかと焦ってしまう。
「えっと……ドーサレマシタ？」
思わずカタコトになりながら少し顔を向けると、ほんのり赤くなった耳が目に入った。
「……嫉妬かどうかわかんないけど、
私もちょっと……ヤだった」
気がする、と付け加えられた小さな声。
あ、俺今このまま静かに死ねる
なんて思ったけど、死んでたまるか精神で必死に意識を保つ。
とりあえず今力一杯にこの人を抱きしめることを許してください。
「ねーーソレ嫉妬でいいんじゃないですか」
「むぐっ、…知らん、分からん」
「認めちゃいましょうよ」
最後にもう一度ぎゅうっと抱き締めて離し、Aさんの顔を見ると少し前髪が崩れていた。
「幸せだなぁ」
「嫉妬されて幸せなんて、変なの」
「貴女からの嫉妬も、束縛だって大歓迎」
にっこり笑えばAさんは「ばかだ」と可笑しそうに笑った。
あーダメだなぁ
どうしたって顔がニヤけてしまうのが隠せない
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sana＊(プロフ) - ひなさん» ひなさんありがとうございます😭💖新しい作品あげるなり未完作品更新するなりしたいのですが中々纏まらず🥺また活動再開できるよう日々妄想しながら頑張ります😭🙏 (1月7日 15時) (
レス) id: 25a11890bc (このIDを非表示/違反報告)
ひな - 1番好き。何度も何度も読み返してる。 (1月3日 23時) (レス) @page50 id: 2495f1671d (このIDを非表示/違反報告)
sana＊(プロフ) - ちゃこさん» 初めまして！コメントありがとうございます😳やったぁあホークス推しが増えました！☺️年下ハンパないですよねぇ🤤楽しんでいただけてよかったです！ありがとうございました！😂💖 (2022年6月18日 15時) (レス) id: 35c21c90ed (このIDを非表示/違反報告)
ちゃこ(プロフ) - 初めまして！ホークス…実はそこまで関心無かったのですが、コレはいかん…このホークスは！やばい😭‼️💕💕年下の破壊力…ま〜幸せ貰いました🙏面白かったです‼️推します😂‼️💕 (2022年6月18日 15時) (レス) @page50 id: e4e61dc8c5 (このIDを非表示/違反報告)
sana＊(プロフ) - 叶花さん» 嬉しいコメントありがとうございます！😳💖私も初登場から心奪われました😂たくさん読んでいただきありがとうございます！朝チュン好評でしたので続編書きたいなとは思っています！笑 先になるかもしれませんが是非また読んでくださいね😊 (2021年11月29日 2時) (レス) id: 35c21c90ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sana＊
| 作成日時：2021年8月30日 17時
