とりごころ ページ41
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「かっわいぃ〜！」
ぺちぺちと必死に歩くペンギンたちをカシャカシャとスマホに収める。
その横でホークスはムスッと口先を尖らせていた。
「なんで不貞腐れてんのよ」
「Aさんが俺以外の鳥にそんな猫撫で声できゃあきゃあ言うからですよ」
「ペンギンにヤキモチ妬いてるの？」
「そうですけど」
なんだそれ、鳥心はよくわかんないな
横目でホークスを見ながらカメラを撮っていると、前から一羽のペンギンが歩いてきた。
「あっ、こっち来たぁ！ほらほらかわいいじゃん！」
「ソーデスネー」
「手パタパタしてる〜！ね、ホークスも羽パタパタしてみてよ」
「えぇ？なんでですか」
「ほらほら！」
ホークスは仕方ないなぁといった表情で剛翼をパタパタと動かした。
すると、それを見たペンギンが更に手を大きくパタパタと振り始める。
「わぁ！すごい！息ぴったりじゃん！」
さすがにホークスも少し面白くなってきたのか、満更でもなさそうな顔。
そしてまた一羽、二羽とペンギンたちがホークスの前に集まり皆一斉に手をパタパタし始めた。
「えぇ〜何これめっちゃ可愛い！！！」
大興奮してスマホをホークスに向け動画を撮ると、ホークスは「ちょっともぉ〜」と恥ずかしそうに顔を隠した。剛翼は相変わらず動かしたままなのがかわいい。
すぐして、ホークスに群がるペンギンたちに気づいた周りの人たちがどんどん集まってきて、ホークスはいつの間にか大勢の人に囲まれカメラを向けられていた。
最初は笑って私も動画を撮っていたけど、なんだか途中一瞬モヤッとした気持ちになる。
私のせいで顔を赤くしているホークスを他の人に撮られるの、なんかやだな
あ、やば
不意に出た感情を抑え込もうとして前を見ると、画面の中に映っていたホークスがいつの間にか私の手を引いて人集りを抜け出した。
「ッ、ホークス？」
「2人になりたい」
前を歩くホークスを転けないように追いかける。
そっか、抑え込む必要ないんだ
向き合うって決めたんだった
繋がれた手を少しだけぎゅっと握ると、ホークスは更に強い力で握り返してくれた。
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sana＊(プロフ) - ひなさん» ひなさんありがとうございます😭💖新しい作品あげるなり未完作品更新するなりしたいのですが中々纏まらず🥺また活動再開できるよう日々妄想しながら頑張ります😭🙏 (1月7日 15時) (
レス) id: 25a11890bc (このIDを非表示/違反報告)
ひな - 1番好き。何度も何度も読み返してる。 (1月3日 23時) (レス) @page50 id: 2495f1671d (このIDを非表示/違反報告)
sana＊(プロフ) - ちゃこさん» 初めまして！コメントありがとうございます😳やったぁあホークス推しが増えました！☺️年下ハンパないですよねぇ🤤楽しんでいただけてよかったです！ありがとうございました！😂💖 (2022年6月18日 15時) (レス) id: 35c21c90ed (このIDを非表示/違反報告)
ちゃこ(プロフ) - 初めまして！ホークス…実はそこまで関心無かったのですが、コレはいかん…このホークスは！やばい😭‼️💕💕年下の破壊力…ま〜幸せ貰いました🙏面白かったです‼️推します😂‼️💕 (2022年6月18日 15時) (レス) @page50 id: e4e61dc8c5 (このIDを非表示/違反報告)
sana＊(プロフ) - 叶花さん» 嬉しいコメントありがとうございます！😳💖私も初登場から心奪われました😂たくさん読んでいただきありがとうございます！朝チュン好評でしたので続編書きたいなとは思っています！笑 先になるかもしれませんが是非また読んでくださいね😊 (2021年11月29日 2時) (レス) id: 35c21c90ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sana＊
| 作成日時：2021年8月30日 17時
