自信なんてあるわけない ページ21
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「まさかAさんがきてくれると思わなかったです！」
「呼んだのはホークスでしょ」
「断られると思ってたんで。どうして来る気になったんですか？」
「…晩ご飯の食材なくて買い出しに行くのも面倒だったし」
なんて嘘をつきながら何杯目かのビールを飲む。
隣にいるホークスも同じものを飲んでいて、なんだかこうやって2人で酒を飲むようになったことが笑える。
「ホークスはさ、お酒強いの？」
「んーそこそこにじゃないですか？これでも一応九州男児なモンで」
「それって本当なの？よく聞くけど」
「さぁ？ま、普通に酒は飲みますよ。Aさんは前のを見る限り強いってワケでもなさそっスね」
「あんな飲み方他ではしないわよ。タクミんとこだけ」
そういえばあれからタクミの店に行ってないな。
どうせ家に帰りたくないならホークスと解散した後寄ってみようか。
もしまた酔えば明日も休めばいいし、とフリーで活動している者の特権を乱用する。
「酔ったら俺に甘えてくださいね」
「甘えるほど酔わないから安心して」
「ちぇ。でもま、なんだか不思議な感覚ですね、2人でこんな風に飲むの」
「そうだね。あの頃はかわいかったのになぁ」
「今は？」
「生意気」
ぶはっとホークスが吹き出す。それを見て、つい自分も口元が緩んでしまった。
するとそれを見たホークスがきょとんとした後、はぁああっと声を上げる。
「今の顔はズルかぁ」
「どんな顔してた？」
「ちょー色っぽい」
伸ばされた手が結んだ髪に触れる。
「いいですねポニーテール、可愛い」
つつ、と指先がおりてうなじに触れ、ふにゃりと笑われた瞬間一瞬だけ心臓が止まった。
動き始めた心臓はドクドクとうるさく伝わり、掻き消すように残ったビールを一気飲みした。
「あれ、もしかしてちょっと照れました？」
「調子乗るな」
「顔赤いですよ？」
「これは一気飲みしたから！」
熱くなる首筋を手で押さえる。
ふぅ、と吐く息にも混じる熱を感じ一度ストップしようとお冷を頼んだ。
「ふふ、酔ってきました？」
「ちょっとね」
「かわいいなぁ」
「あのねぇ…私のことかわいいとか言うモノ好きホークスぐらいだよ」
「そんなことないですって。貴女自分が思っている以上に魅力的なんですよ」
俺が保証します、とホークスが笑う。
そんなこと言われたって
振られたばっかの私にはそんな自信ないんだよ
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sana＊(プロフ) - ひなさん» ひなさんありがとうございます😭💖新しい作品あげるなり未完作品更新するなりしたいのですが中々纏まらず🥺また活動再開できるよう日々妄想しながら頑張ります😭🙏 (1月7日 15時) (
レス) id: 25a11890bc (このIDを非表示/違反報告)
ひな - 1番好き。何度も何度も読み返してる。 (1月3日 23時) (レス) @page50 id: 2495f1671d (このIDを非表示/違反報告)
sana＊(プロフ) - ちゃこさん» 初めまして！コメントありがとうございます😳やったぁあホークス推しが増えました！☺️年下ハンパないですよねぇ🤤楽しんでいただけてよかったです！ありがとうございました！😂💖 (2022年6月18日 15時) (レス) id: 35c21c90ed (このIDを非表示/違反報告)
ちゃこ(プロフ) - 初めまして！ホークス…実はそこまで関心無かったのですが、コレはいかん…このホークスは！やばい😭‼️💕💕年下の破壊力…ま〜幸せ貰いました🙏面白かったです‼️推します😂‼️💕 (2022年6月18日 15時) (レス) @page50 id: e4e61dc8c5 (このIDを非表示/違反報告)
sana＊(プロフ) - 叶花さん» 嬉しいコメントありがとうございます！😳💖私も初登場から心奪われました😂たくさん読んでいただきありがとうございます！朝チュン好評でしたので続編書きたいなとは思っています！笑 先になるかもしれませんが是非また読んでくださいね😊 (2021年11月29日 2時) (レス) id: 35c21c90ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sana＊
| 作成日時：2021年8月30日 17時
