お泊まり会�� ページ14
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「ファットさん、ここには誰が寝るんですか？」
「どう考えても俺とお前や」
床に敷かれた客用の布団をホークスが見下ろす。
「ファットさんとこんな狭い布団一緒に入れませんってぇ」
「今はコミット中やから入れるわ。ほらさっさと寝るで」
布団の中に引き摺り込まれたホークスは「ちょ！やめてくださいよ！」とバタバタもがいているのをベッドの上から眺める。
気を使ってくれた大志郎は私にベッドを譲ってくれた。
「こんなデカいベッドあるんですよ？！Aさんと寝させてください！」
「あ！こら！」
「きゃっ！」
するとバサッと剛翼を広げたホークスが私に飛びついてきた。
「Aさん一緒に寝ましょ」
「ッたいしろー！ヘルプ！！」
「あぅ」
ベリっと引っ剥がされるホークスから離れてなんとか息を整える。
「お前油断も隙もないなぁ」
「だって一緒に寝たいですもん」
「はぁ…ほな3人で並んで寝るか。もちろん俺が真ん中やで」
「え、Aさんのこと狙ってるんですか？」
「アホか。寝とる横でおっぱじめられても嫌やからや！」
「大丈夫や、真ん中おったるから」と優しく言う大志郎に、私は渋々頷くしかなかった。
◇◆◇
部屋の電気が消えてから数分。
大志郎の向こうで暴れていたホークスも、大志郎が抑えてくれているおかげで静かになった。
ふぅ、と安心して息をついた頃、背中がぞわりと柔らかいものになぞられた。
「ッ？！」
バッと振り向いても人の影はない。気のせいかと布団を深めにかぶった。
するとまたさっきの感覚が腰にきた。段々とそれは上に上がってきて、遂に耳を掠めた。
「ひぁッ」
咄嗟に口を塞ぐ。この羽の感覚…
ホークス…！！！！
「ッ、ふ…！」
羽を掴んで離しても、また一枚と次々に新しい羽が耳を触る。
舌とは違うふわりとしたくすぐったさに未知の感覚に震えた。
「ン、ぅ…ぁッ」
堪らずに身体を丸めると、目の前の大志郎の背中に額を擦り付けてしまった。
「…A、どしたんや」
「ひ、ぁ…ッ、ホークス、が…！」
起き上がった大志郎がピッとリモコンで電気をつける。
「はぁっ…は、」
一瞬で持ち主の背中に戻っていく羽の先を見る。
「俺何もしてないっすよ〜？」
「もうええ。お前ら2人リビングで寝てき」
「…はぁ？！」
「やったぁ」
ホークスはわざとらしく笑っていた。
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sana＊(プロフ) - ひなさん» ひなさんありがとうございます😭💖新しい作品あげるなり未完作品更新するなりしたいのですが中々纏まらず🥺また活動再開できるよう日々妄想しながら頑張ります😭🙏 (1月7日 15時) (
レス) id: 25a11890bc (このIDを非表示/違反報告)
ひな - 1番好き。何度も何度も読み返してる。 (1月3日 23時) (レス) @page50 id: 2495f1671d (このIDを非表示/違反報告)
sana＊(プロフ) - ちゃこさん» 初めまして！コメントありがとうございます😳やったぁあホークス推しが増えました！☺️年下ハンパないですよねぇ🤤楽しんでいただけてよかったです！ありがとうございました！😂💖 (2022年6月18日 15時) (レス) id: 35c21c90ed (このIDを非表示/違反報告)
ちゃこ(プロフ) - 初めまして！ホークス…実はそこまで関心無かったのですが、コレはいかん…このホークスは！やばい😭‼️💕💕年下の破壊力…ま〜幸せ貰いました🙏面白かったです‼️推します😂‼️💕 (2022年6月18日 15時) (レス) @page50 id: e4e61dc8c5 (このIDを非表示/違反報告)
sana＊(プロフ) - 叶花さん» 嬉しいコメントありがとうございます！😳💖私も初登場から心奪われました😂たくさん読んでいただきありがとうございます！朝チュン好評でしたので続編書きたいなとは思っています！笑 先になるかもしれませんが是非また読んでくださいね😊 (2021年11月29日 2時) (レス) id: 35c21c90ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sana＊
| 作成日時：2021年8月30日 17時
