29歳の失態 ページ4
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頭が痛い、ガンガンする
これ完全に二日酔いだ
上げたくない瞼を無理やり上げる。
ぼんやりとした視界から、次第に焦点を合わす。
「……は？」
どこだここ
白い天井をぼーっと見上げる。
あれ、タクミの店じゃない
身体の感覚がそろそろ目覚めだしたのだろう、やけに柔らかくて肌触りの良いシーツの感触がした。
…やってしまった
昨晩のことを思い出す。だめだ、ほとんど覚えてない。後半の記憶は消えている。
29にしてこんな過ち最悪だと落ち込む自分に鞭を入れ、相手は誰かと首を横に向けた。
「…………はぁあああ？！？！」
思わず大声を上げて飛び起きた。それによって捲れた真っ白な布団の中から覗いたのはホークスの肌色で、もう何がなんだか理解が追いつかない。
「ちょ、は？まってまってヤバいなにこれ」
「ん…、」
慌てているとホークスが起きようとしていた。
目を開く瞬間に咄嗟に自分の影でホークスの目元を覆い隠す。
「うわっ、なんスか」
ヤバいってマジで！！！
頭の中をよぎるのは『29歳ヒーロークロ、6歳年下の人気ヒーローホークスをホテルで誘惑？！』と大きな見出しで放送されるニュースや記事。
この子も酔って記憶飛んでたという淡い期待にかけて、相手が私と知られる前にどうにかして逃げられないかと脱出ルートを猛スピードで計算していた。
そんな私の努力を裏切るようにホークスは口を開く。
「おはようございます、Aさん」
ぶわっと影が解けた。そこから覗いたのは、見覚えのある琥珀色。
終わった…さよならヒーロー人生
絶望の顔を見せる私に、ホークスは「昨日大丈夫でしたか？」と無邪気に笑ってみせた。
「昨日って…えっと、なにした？」
恐る恐る聞いてみると、ホークスは「あぁやっぱ記憶ないんだ」と起き上がった。
パンツだけの姿にぴゃっと小さく飛び跳ね距離を取る。
「本当に忘れちゃったんですか？」
「すみません何ひとつ…」
「もーそれはそれは大変だったんですよ？やめましょうって言ってもAさん聞かなくて。結果2人ともびしょ濡れになるまでして。Aさんは疲れ果てて先に寝ちゃうし。残された俺の事後処理すごかったんですから」
「え、やっぱ……シた？」
スラスラと話すホークスに、もう一度小さな声で聞いた。
何も答えずニコリと意味深な表情で笑うホークス。
あぁ最悪だ。誰か私を殺してくれ
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sana＊(プロフ) - ひなさん» ひなさんありがとうございます😭💖新しい作品あげるなり未完作品更新するなりしたいのですが中々纏まらず🥺また活動再開できるよう日々妄想しながら頑張ります😭🙏 (1月7日 15時) (
レス) id: 25a11890bc (このIDを非表示/違反報告)
ひな - 1番好き。何度も何度も読み返してる。 (1月3日 23時) (レス) @page50 id: 2495f1671d (このIDを非表示/違反報告)
sana＊(プロフ) - ちゃこさん» 初めまして！コメントありがとうございます😳やったぁあホークス推しが増えました！☺️年下ハンパないですよねぇ🤤楽しんでいただけてよかったです！ありがとうございました！😂💖 (2022年6月18日 15時) (レス) id: 35c21c90ed (このIDを非表示/違反報告)
ちゃこ(プロフ) - 初めまして！ホークス…実はそこまで関心無かったのですが、コレはいかん…このホークスは！やばい😭‼️💕💕年下の破壊力…ま〜幸せ貰いました🙏面白かったです‼️推します😂‼️💕 (2022年6月18日 15時) (レス) @page50 id: e4e61dc8c5 (このIDを非表示/違反報告)
sana＊(プロフ) - 叶花さん» 嬉しいコメントありがとうございます！😳💖私も初登場から心奪われました😂たくさん読んでいただきありがとうございます！朝チュン好評でしたので続編書きたいなとは思っています！笑 先になるかもしれませんが是非また読んでくださいね😊 (2021年11月29日 2時) (レス) id: 35c21c90ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sana＊
| 作成日時：2021年8月30日 17時
