波紋97 ページ8
これは感じた事ある…
全身から力が抜けてくあの感じ
確か三日月さんが私を此方の世界に連れてくる時の…"神隠し"だ
うっすらと黒狼が私の頬に手を当てた感覚が伝わってきた
バチンッ!!
黒「なっ!!?」
でもそれは一瞬で…
直ぐにいつもの感覚が戻ってきた
誰かに引っ張られる感じがして後ろを振り向く
神崎「あぁ、間に合ってよかったです」
本当に焦りましたよ
そう言って神崎さんは冷や汗を流していた
黒「お前っ…何をした!?なぜ止められる!?」
神崎「やはり貴方ですか黒狼…20年前にとある本丸の審神者と共に消えてしまったと聞きましたが、まさかレイさんの処に居るとま思いませんでしたよ……偶には奈央の情報も役に立つのですね」
『神崎さん…一体何を言ってるんですか?黒狼は…』
神崎「…これは私がまだ子供の時の話です。私の親は政府の役人で暇を持て余していた私はよく両親の仕事場に遊びに行っていました…そんな中で黒狼と、その時の持ち主に会っています」
黒狼が…この世界にいた?
じゃあどうして私の世界にあったの?
神崎「…しかしその主の本丸がとある見習いに乗っ取られましてね、新たな本丸にお連れしようと迎えに行った時にはもうどこにもいませんでした。消えたんです、黒狼と共に」
黒「黙れ…」
神崎「黒狼は未実装の刀でかなりレアでした、しかし黒狼は決して主を裏切らない刀…主に盾突く者は全て切り捨てる、または主が傷つかない様隠してしまう
本来は主を持たない野良刀なのですが、その持ち主を主と認めて共に過ごしておりました」
黒「それ以上口を開くなっ…」
神崎「消えた後、捜索をいたしましたが見つからず…不慮の事故で消えたと処理されています。しかし20年の月日を得て黒狼を持ったレイさんが現れた…黒狼は一度主と決めた者の血縁者しか次の主と認めません、ですからレイさん…貴方の血縁者が黒狼を持って消えたのですよ
"水城 誠"がね」
『水城誠は……私の父の名です』
どう言う事?
私の父は元々この世界にいた人間なの?
『黒狼は…知ってたの?』
黒「あぁ、知ってる…誠が俺の主だった、乗っ取りに合って深く傷ついた誠を隠して彷徨っていたらレイの居た世界に来てしまっていたんだ」
『どうして言ってくれなかったの…?』
黒「教える必要などないと思ったからだ」
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葵 - 初めまして、いつも読ませてもらっています!早速なんですが、厨担当が厨短刀になってますよ!初めてコメントするのにすみません!これからも応援しています。 (2018年7月28日 20時) (レス) id: 5fb93d012b (このIDを非表示/違反報告)
黒にゃんもす(プロフ) - 虎苺さん» ご指摘ありがとうございます!修正する前に読み直してみたら「じじいより長ぇ!!」と一人で大笑いしてしまいましたwありがとうございました! (2016年7月18日 21時) (レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
虎苺(プロフ) - うぐの鍛刀時間は3:20ですよー。4:20になってます(>人<;) (2016年7月18日 21時) (レス) id: 56d38a1884 (このIDを非表示/違反報告)
黒にゃんもす(プロフ) - (夏`ω´)ノ茄さん» こんにちは!いつもありがとうございます!ご指摘いただいたところは修正しました!ありがとうございます!今後も応援よろしくお願いします☆ (2016年7月18日 16時) (レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
(夏`ω´)ノ茄(プロフ) - はじめまして、いつも楽しく読ませて貰ってます!波紋129の最後の方で名前の誤変換がありました。たぶん「何のプ(人1)だこれは」となっていると思います。勘違いだったらすみません;;更新待ってます (2016年7月18日 15時) (レス) id: 5ed2fa6b1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒にゃんもす | 作成日時:2016年7月10日 11時